素材の色を生かした料理をする際の味付けとして人気なのが白だしです。普通のだしよりも色が薄く、透明に近いためこのように呼ばれていますが、味は普通のだしと変わりはないものになっています。
そんな白だしを料理に活用することで、料理のレベルアップをしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし、初めて購入するものはどのように選んでいけば良いのか分からないという方がほとんどでしょう。
今回はそのような方のために白だしの選び方からおすすめの商品をご紹介いたします。ぜひ自分で購入する際の参考にしてみてください。
目次この記事でおすすめする商品
白だしを使用するメリット
白だしを使用してみたいという方の中には、普通のだしと何が違うのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。そのような方のために白だしを使用するメリットをまずご紹介いたします。
素材の色を生かした料理ができる
白だしの最大のメリットといえる部分は素材の色を生かした料理を作ることが可能ということでしょう。
理由は元よりだしに色がついていないことが影響していて、素材にだしの茶色がつくことなく調理をすることができるので素材の色を生かした料理をすることができます。
味が濃いので少量で使用可能
白だしといっても色が薄いのみで味が薄いわけではありません。むしろ色が薄くなるように熟成期間を短くしているため、塩分がたくさん残っているので味は通常のだしよりも濃いものになっています。
そのため料理で使用する際にも少量で十分な味をつけることができるのでコスパ抜群ともいえるでしょう。
ただ、通常のだしと同じ量をかけてしまうとしょっぱく感じてしまうこともありますので、気をつけてください。
面倒な味の調整がない
昆布などでだしを取る際に面倒なのは味がいつもと変わってしまわないように細かく計りながら料理をしないといけないという部分でしょう。
そんな時白だしは元よりだしをとってある商品のため味のばらつきがなく、毎回量の調整を細かくしていかなければいけないということにはなりません。
料理が苦手で味付けに失敗することが多いという方でも簡単に味付けをすることができるのでおすすめです。
白だしの選び方
まずは白だしを選んでいく際にはどのような観点から選んで良いか分からないという方のために、白だしの選び方をご紹介いたします。
一口に白だしといっても自分の理想に合うもの、合わないものがありますので、ぜひチェックしてみてください。
使っている醤油の種類で選ぶ
白だしは商品によってベースとなっている醤油の種類が違います。そのため商品ごとに味わいも変わってくるので、ご自分にあった味を選ぶことが大切となってきます。
まずはベースとなっている醤油からの選び方をご紹介いたします。
塩気が強く色の薄い淡口醤油
色が薄い淡口醤油はその色味からは想像できないかもしれませんが、実は塩気の強い味になっています。濃口醤油よりも塩分が高いので、少量でしっかり味がする醤油です。
どちらかと言うと、素材の味を生かすことのできる風味なので、料理だけでなくかけ醤油としても活躍してくれます。レモンなどの代わりに使うことで醤油の香ばしさも味わえますよ。
味が薄く甘い白醤油
味が薄めの白醤油は、そのほとんどが小麦粉でできています。そのため普通の醤油に比べて糖分が高くなり、甘めのテイスト。色は透明感のある琥珀色で、料理の色合いを邪魔しない存在です。
料亭などでの代表的な料理例としては、茶碗蒸しなどの蒸し物、卵焼きなどに多く使われていますよ。
商品のタイプから選ぶ
白だしという商品でも液体タイプと粉末タイプの2種類があります。それぞれ特徴がありますので、どちらのタイプが自分に合っているかを確認して選んでみましょう。
手軽に使える液体タイプ
白だしの商品の中でもよく見かけるのはこちらの液体タイプでしょう。液体タイプはそのままの状態でも料理に使用できるため、面倒臭がりな方でも楽に使用することができるのでおすすめです。
長期保存に向いている粉末タイプ
液体タイプよりも認知度は低いですが、白だしには粉末タイプも存在しています。
粉末タイプは料理に直接かけることができないというデメリットはありますが、味を変化させるのが簡単だったり、保存をする際に液体タイプよりも長持ちするというメリットがあります。
カツオや昆布など、だしの種類で選ぶ
白だしに限らず、市販されているだしには「昆布」や「カツオ」など、使っているベースも様々ですよね。同じだしでも、そのベースが違えば合う料理も違ってきます。
代表例を挙げれば、昆布を使用しているものはどんな料理にも合うオールマイティーさを兼ね揃えていて、カツオを使用しているものは野菜料理に良く合うとされています。
減塩かどうかで選ぶ
塩分が高いと言われている白だしですが、中には「減塩」と表示のあるものもあります。塩分を気にしている方はそういった表示がある商品を選ぶと良いでしょう。
減塩だからと言って、大幅に味が変わったりはしません。多少マイルドになった感じはしますが、それでも十分料理に役立つ風味を保ってくれるものがほとんどです。
添加物の有無も要チェック
とにかく健康な食生活を心がけている!という方は添加物の有無を確認することをオススメします。最近はオーガニックや自然由来のものブームで、こういった調味料も無添加のものを展開するメーカーがたくさんありますよ。
ご家族のためにも無添加・減塩を徹底したいのであれば、しっかり裏面の表示も確認したいところですよね。
白だしのおすすめ人気ランキング10選
白だしにも様々な選び方があることはお分かりいただけましたでしょうか?様々な選び方があるということは多種多様な商品がスーパーなどでラインナップされているということになります。
その時に悩んでしまわないようにここからはおすすめの商品をご紹介いたしますので、ぜひ今後お買い物をする際の参考にしていただければと思います。
第10位 四季の彩(減塩タイプ)
原材料名:合わせだし《かつおかれぶし削り、あじぶし削り、そうだがつおぶし削り、まぐろぶし削り、乾しいたけ》、有機しろしょうゆ、水飴、小麦酵素分解液、食塩、かつお節エキス、昆布エキス、本みりん/調味料《アミノ酸等》、ビタミンB1《一部に小麦・大豆を含む》
塩気を気にする方でも美味しくいただけるのが『四季の彩(減塩タイプ)』です。通常の『四季の彩』の味から減塩して塩気が少なくなっていますが、その旨みや風味などは変わらずしっかり残っています。ダイエット中の方にもぴったりですね。
第9位 ヒガシマル醤油 京風割烹 白だし
原材料:しょうゆ(本醸造)、食塩、砂糖、たん白加水分解物、ふし(かつおぶし、さばぶし、うるめぶし、むろあじぶし、宗田かつおぶし、かつお削りぶし)、かつおぶしエキス、醸造酢、さばエキス、みりん、魚醤 (魚介類)、酵母エキス、こんぶエキス、こんぶ、調味料(アミノ酸等)、アルコール、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
濃い目の味つけがしたい!という時に役立つ商品が『ヒガシマル醤油 京風割烹 白だし』です。まるで元からだしを取っているかの様な味わいで、卵焼きなどだしの味を引き立たせたい料理には最適でしょう。
第8位 キッコーマン 割烹 香り白だし
原材料:しょうゆ(大豆・小麦を含む)、節(かつお、むろあじ、いわし、そうだかつお)、砂糖、食塩、いりこ、小麦発酵調味液、みりん、昆布/アルコール、調味料(アミノ酸等)
白だしよりもめんつゆ派という方にはぜひ試してみていただきたい商品が『キッコーマン 割烹 香り白だし』です。まろやかな甘めの味がうどんなどの麺とマッチしてくれます。料理に砂糖などを入れたくない方にもオススメです。
第7位 創味 創味の白だし 白醤油仕立て
原材料:醤油、鰹節、煮干、糖類
そのままシンプルにそばやうどんなどに使うのがオススメの『創味 創味の白だし 白醤油仕立て』です。また、白醤油の深い味わいがしっかり料理になじむので、どんな料理にも使えるのが嬉しいポイントですね。
第6位 特選料亭白だし四季の彩
原材料名:合わせだし《かつおかれぶし削り、あじぶし削り、そうだがつおぶし削り、まぐろぶし削り、乾しいたけ》、有機しろしょうゆ、水飴、小麦酵素分解液、食塩、かつお節エキス、昆布エキス、本みりん/調味料《アミノ酸等》、ビタミンB1《一部に小麦・大豆を含む》
風味豊かな『特選料亭白だし四季の彩』は、何年も使用し続けるリピーターの多い商品です。特にお鍋料理や雑炊などに使うと、本当に料亭で出てくるような味を再現することができます。
色々な調味料を混ぜるよりもこれ一本だけで味をつけることができるので、時短料理にも一役買ってくれる商品でしょう。。
第5位 フンドーキン 白だし
原材料:しょうゆ、食塩、砂糖、たんぱく加水分解物、かつお節、清酒、さば節、こんぶエキス、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール、(原材料の一部に小麦を含む)
煮物を作る際に大活躍してくれる『フンドーキン 白だし』。旨みが深く、醤油がなくてもしっかり香ばしい味わいを実現してくれます。
九州のメーカーなので、少し甘めのテイストに仕上がっています。
白だしの中でも色づきが綺麗なので、炊き込みご飯なども美味しく綺麗に作れるでしょう。
第4位 マエカワ 無添加白だし(しあわせ)
原材料:風味原料(いわしぶし、とびうお煮干、こんぶ、椎茸)、食塩、砂糖
使う度にだしの良い香りが広がる『マエカワ 無添加白だし(しあわせ)』は、名前の通り無添加なので体に優しい白だしです。割と塩気の強い味なので、少量でしっかり味付けできるので一本買い置きしておくだけでしばらく使えるのも嬉しいポイントでしょう。
和食のみならず、洋食にも合う癖のないだしなので、料理のレパートリーを増やしたい方はぜひ試してみてください。
第3位 ミツカン プロが使う味 白だし
原材料:食塩、しょうゆ(本醸造)(小麦・大豆を含む)、砂糖、濃縮鶏がらだし、濃縮だし(こんぶ、かつおぶし)、たんぱく加水分解物(小麦・ゼラチンを含む)、こんぶエキス、粗砕かつおぶし、粗砕そうだがつおぶし、酵母エキス(大豆を含む)/調味料(アミノ酸等)、アルコール
『ミツカン プロが使う味 白だし』は、プロが使う味というのも納得の味の商品です。鶏だしが入っていて、まろやかな味わいに仕上げてあります。旨みも凝縮されていて、ほのかに塩気も感じられるので、甘めのだしが苦手な方にもおすすめの商品ですよ。
希釈倍率が10倍と高めなのでしっかりとした味をつけられる反面、味が濃くなりすぎる可能性もあるので注意して使用してくださいね。
第2位 食研白だし1L【日本食研】
原材料名:食塩、蛋白加水分解物、しょうゆ(本醸造)、砂糖、かつおエキス、かつお節、米発酵調味料、ぶどう糖果糖液糖、昆布エキス、煮干いわし、昆布、醸造酢、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、酒精、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
カツオの風味豊かな『食研白だし』がランクイン。業務用として広く使われていますが、ご家庭で常備しているという方も多くいらっしゃいます。角のない味わいで、豆腐料理や野菜料理など、素材の味を生かした料理に最適な白だしです。
塩辛くないので、炒め物に使っても香ばしく仕上がります。薄色なので野菜などの食材の色味を生かした料理の際にも活躍してくれますよ。
第1位 ヤマキ 割烹白だし
原材料:食塩、たん白加水分解物、ふし(かつお、そうだかつお)、米発酵調味料、かつおぶしエキス、砂糖、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、還元水飴、醸造酢、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール
第1位は『ヤマキ 割烹白だし』でこちらは有名料理店などでも実際に使われている白だしです。誰が食べても美味しいと思える料理が作れる万能調味料で、だしを使う料理はこれさえあれば美味しい料理を作っていくことができます。
味は割と強めで、香りもしっかりタイプ。しかし色は薄いので、料理の色合いを邪魔せず綺麗な仕上がりを実現させてくれます。醤油を加えなくてもしっかり香ばしさも味わえるのも人気のポイントです。
そして何と言っても、その高コスパさ加減が主婦層にはたまらない様。高級感溢れる風味で上品な料理を作ることができるのに、スーパーなどでお手軽に手に入る商品なので、ご家庭の味の強い味方になってくれますよ!
ヤマキ 割烹白だし 1000ml
410円
日本食研 食研白だし 1L
637円
ミツカン プロが使う味 白だし
388円
マエカワ 無添加白だし(しあわせ……
913円
フンドーキン 白だし 1L
538円
七福醸造 特選料亭白だし四季の彩 ……
1,210円
創味 創味の白だし 白醤油仕立て
424円
キッコーマン 割烹 香り白だし
390円
ヒガシマル醤油 京風割烹 白だし
461円
七福醸造 四季の彩(減塩タイプ)6……
1,210円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4.61
4.59
4.3
4.62
4.95
4.44
4.41
4.83
4.81
白だしを上手に料理に使うなら
白だしを活用することによって料理のクオリティをあげようと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、白だしを上手に活用するためにはどのような料理がおすすめなのでしょうか?
スープや味噌汁に入れる
スープや味噌汁のだしを白だしに変えることで、今までのものとはまた一味違った料理に大変身します。
白だしの醸し出すまろやかな味わいの中にしっかり塩気も効いているので、味噌汁のお味噌とも相性抜群です。また、カツオの白だしをお使いの場合は野菜との相性も良いので、具沢山のスープや味噌汁に使っても絶品です。
卵焼きや豆腐をもっと美味しく
卵焼きに使う際は、中に入れるのも美味しいですが、少し甘めに作った卵焼きに少量かけて食べても美味しいです。たっぷりの大根おろしを添えても美味しくいただけるでしょう。
同じ様に、豆腐にかけても豆腐の豆の風味が際立ちます。ただ、醤油と同じ量をかけてしまうとかなりしょっぱくなってしまうので、少しずつかけていって味の調整をしながら自分の好みに合う味わいを探してみてください。
パスタやご飯の味付けに
ご飯やパスタの味付けとしても白だしは大活躍します。ご飯を炊くときに少量の白だしを混ぜることで風味豊かな炊き込みご飯を作ることが可能です。きのこなどの具をたくさん入れても美味しいですよ。
また、パスタの味付けに使うと和風パスタを簡単に作ることができます。具はシーチキンなどを使用するとよく合います。ほんのり醤油の香ばしい香りが食欲を沸かせる一品になりますね。
身体温まる鍋の味付けに
お鍋の味付けをする時にだしを使用すると思いますが、その際のだしにも白だしを使って調理することで味もしっかりとした美味しい鍋を作ることができます。
鍋の中身の食材に色がつかず、素材本来の色を楽しみながら鍋を食べることも可能です。
よく家で鍋を作るという方はぜひ一度試してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は白だしの上手な選び方と、美味しい白だしの人気ランキング10選をご紹介しました。
万能調味料として名高い白だしですが、そのラインナップはどんどん広がっています。その分、どんなのを選ぼうか店頭で悩んでしまうこともしばしばありますよね。
ぜひこの記事を参考にご自分の理想にあった商品を探せるようにしてみてくださいね。