車の運転を安心・安全サポートをしてくれる、ポータブルナビ。取り付けが簡単なうえ、価格もカーナビよりもお手頃なので人気です。メーカーではパナソニック、ユピテル、アズールが有名で、その中でもパナソニックのゴリラシリーズは特に人気を得ています。
ここでは、ポータブルナビのメリットや選び方の解説、おすすめ商品をランキング形式で紹介していますので、購入を検討されている方やポータブルナビをお探しの方はぜひ参考にしてみて下さい。
目次この記事でおすすめする商品
ポータブルナビのメリット
カーナビには、取り外しが簡単で安価のものが多いポータブルナビの他に、車内のオーディオスペースにはめ込むタイプのインダッシュタイプがあります。ここではまず、ポータブルナビとインダッシュナビを比較してポータブルナビのメリットを見ていきましょう。
価格帯が安い
出典:amazon.co.jp
インダッシュタイプの一番の違いは販売価格にあり、インダッシュタイプの一般的な価格帯は凡そ50000万円前後ですが、ポータブルナビの場合は安いものであれば10000円以下と、極端に差があります。
価格が高い分、インダッシュタイプの方が機能性や性能が優れていますが、ポータブルタイプは機能や性能がシンプルな分、機械が苦手な方でも扱いやすいのがメリット。
ナビを初めて付けられる方や、機械の扱いが苦手な女性の方には、低価格で購入できるポータブルナビがおすすめと言えます。
取り付け取り外しが簡単
出典:amazon.co.jp
インダッシュタイプとのもう一つの大きな違いは、取り付け方法にあります。インダッシュタイプの場合は、ナビをオーディオスペースにはめ込む必要があり、複雑な配線を繋いだり細かいセッティングをする必要があり、機械関係が苦手な方などは取り付け自体を購入したお店や、掛りつけのディーラーなどで取り付けてもらう必要があります。
一方のポータブルナビは、ダッシュボードの上に専用の器具をセットするだけで気軽に取り付け・取り外しが可能なので、インダッシュタイプに比べ複雑な作業や手間は不要です。
ポータブルナビの選び方
ポータブルナビを購入の際は、いくつかのポイントに注目することが大事です。液晶のサイズや地図機能、ドライブレコーダーなどの付加機能など選ぶポイントがいくつかありますので、ここではそれらをポイント別に解説していきます。
液晶サイズを選ぶ
ポータブルナビを選ぶ際、まずは液晶画面の大きさを選択しましょう。液晶サイズは5V型、7V型がポータブルナビの基本となり、大きさによって特徴やメリットが異なります。
5V型
出典:amazon.co.jp
ポータブルナビの中でも特に小さいサイズで、寸法で言うと凡そ100mm×50mmほどのサイズです。機能性もシンプルなので初心者の方には使いやすく、取り外した際の収納も楽に行え、ダッシュボード上がスッキリする点も5Vサイズの魅力でありメリットと言えます。
ただし画面が小さい分、地図表示や道路情報などが見にくいといったデメリットもあるので、購入の際には5Vのワイド型を選ぶなど見やすさにも注意をして判断しましょう。
7V型
出典:amazon.co.jp
5V型よりも少し大きめのサイズで、寸法で言うと凡そ150mm×100mmほどのサイズです。性能自体は5V型と大差はありませんが、付加機能が多く付いたモデルがあったり、5V型に比べ画面表示が見やすいメリットなどがあります。
ただ、車外からでもナビ自体が目立ってしまうので、高級なポータブルナビを付けたまま放置してしまうと、車上荒らしの被害に合うリスクが上がってしまうので、常に取り付け・取り外しを繰り返したりなどの工夫が必要です。
位置情報の精度や収録地図
位置情報の精度や収録されている地図の信頼度は、ナビゲーションシムテムの肝であり、ポータブルナビの性能に直結します。ポータブルナビを購入の際は、位置情報機能が搭載されているか、収録されている地図は何年版か確認を行いましょう。
位置情報
出典:amazon.co.jp
表示された地図情報に車の位置情報を伝えるには、正確に衛星受信を行う必要があります。搭載されている「GPS」や「みちびき」などといった位置情報システムの精度が高ければ高いほど、地図情報と位置情報の誤差が少なくなり、正確なナビゲーションを得ることができます。
「GPS」や「みちびき」など、どちらか片方のシステムではなく、複数のシステムが搭載されている製品も販売されていて、種類が多いほど位置情報の精度が高くなるため、複数の位置情報システムが搭載されているポータブルナビを選ぶのがおすすめです。
地図更新
出典:amazon.co.jp
ポータブルナビの地図情報は、収録されている地図データによって信頼度が異なり、地図の信頼度を高めるためには地図情報を更新する必要があります。そのためポータブルナビを購入の際は、いつの地図情報が収録されているのかを必ず確認しましょう。
付加機能
ポータブルナビは付加機能を付けることにより、操作性や防犯性をより優れたものにすることができます。ここでは、ポータブルナビに付属する便利な機能のご紹介をしていきます。
ドライブレコーダー
出典:amazon.co.jp
車内の様子や走行データなどを映像で残せる機能です。性能の高いものであれば車内の映像だけではなく音声や、車外の様子も映像に残すことができるので、防犯カメラの役割も期待でき、セキュリティー対策にもなります。
バックカメラ
出典:amazon.co.jp
車外後部の様子をカメラで撮影し、その映像をナビ画面に表示する機能です。車庫入れ時にとても便利な機能で、特に大きい車などにはあると安心して駐車することができます。ルームミラーよりも制度が高く、見える範囲も広いため、駐車が苦手な方やワゴンタイプなどの大きい車に設置予定の方にはおすすめの機能です。
フルセグ・ワンセグとは?
出典:amazon.co.jp
フルセグ・ワンセグとは、地上デジタル放送を受信するサービスのことで、TVチャンネルは1チャンネルあたり周波数の帯域である層(セグメント)を13に分けて使用し、一般家庭のTVなどで放送されている映像に12セグメント、スマホやナビなどの放送には1セグメントを使用します。
ワンセグ放送とはスマホやナビなどで使われている1セグメントの放送のことを言い、フルセグとは一般家庭で使われている地上デジタル放送のことを言います。
フルセグとワンセグは画像解像度に大きな違いがありますが、ワンセグ放送ができる機器自体の画面が小さいため、見た目による映像の差はありません。
ポータブルナビの場合、ほとんどがワンセグ対応ですが、中にはフルセグに対応したものもあります。標準サイズのポータブルナビならワンセグ対応で十分ですが、大きい画面サイズのナビは、ワンセグ・フルセグが自動で切り替わるものが好ましいと言えます。
有名な人気シリーズはパナソニックの「ゴリラ」
出典:amazon.co.jp
ポータブルナビの購入に迷った際は、実績のある人気シリーズやメーカーから選ぶのも一つの方法です。ポータブルナビの有名なシリーズではパナソニックのゴリラシリーズなどが有名で、機能性や性能の高さ、ラインナップが豊富なことからロングセラー商品となっています。
メーカーで選ぶ際も、パナソニックの他にユピテルやソニーなども品質が安定していて有名なので、購入に迷った際は、まずはシリーズやメーカーから選ぶのも一つの方法です。
ポータブルナビのおすすめ人気ランキング6選
ここからはポータブルナビのおすすめ商品をランキング形式でご紹介していきます。メーカーや商品により付属している機能もさまざまですので、こちらのランキングを参考にご自身にあったポータブルナビをみつけてみてください。
1位 パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G520D
画面サイズ:5Vワイド
位置情報・収録地図:GPS他、2018年度版地図情報
その他機能:ワンセグ、逆走探知、道幅優先検索
初心者におすすめの機能満載
シガーライターコードで接続が可能なパナソニックの人気「ゴリラシリーズ」のポータブルナビです。運転初心者にはありがたい機能が満載で、逆走を知らせてくれる「逆走探知」や、狭い道幅を避けてルート検索をしてくれる「道幅優先検索」など、安全で安心な運転をサポートしてくれます。
2位 パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G720D
画面サイズ :7Vワイド
位置情報・収録地図:GPS他、2018年度版地図情報
その他機能:ワンセグ、逆走探知、道幅優先検索
見やすい7Vワイド画面
上記のゴリラシリーズ「CN-G520D」の7Vワイド型です。ナビ表示が見やすい大きな7Vワイド画面なので、お年寄りの方でも画面を見やすく、操作もしやすいです。
3位 ユピテル 7インチ ポータブルカーナビ WNB75ML
画面サイズ:7V
位置情報・収録地図:GPS他、2019年度版地図情報
その他機能:ワンセグ、安全運転アシスト機能、マルチリンガル
4か国語に対応した7Vポータブルナビ
日・英・中・韓の4か国語のマルチリンガルに対応したユピテルのポータブルナビです。感圧式タッチパネルによって操作感が向上し、それによってスムーズなナビ操作が可能で、さまざま状況を想定した「安全運転アシスト機能」で安全な運転をサポートします。
4位 ユピテル 7インチ ポータブルカーナビ YPF7540
画面サイズ:7V
位置情報・収録地図:2018年度版地図情報
その他機能:フルセグ・フルセグ、カーレスキューボタン
豊富な情報量でドライブをサポート
130冊分の地図情報、7万件以上のオービス・取締エリアなどの警告・警報データなど、豊富な情報量が魅力的なユピテルのポータブルナビです。カートラブル時にも対応したロードサービスがカーレスキューボタンひとつで使えるなど、安心・安全を重視した仕様になっています。
5位 A.I.D エイ.アイ.ディー バックカメラ付き ポータブル カーナビ OP-ST130
画面サイズ:7V
位置情報・収録地図:GPSアンテナ内蔵、2019年度版地図情報
その他機能:フルセグ、バックカメラ
安心車庫入れのバックカメラ付
バックギア状態で後ろの画像がバックカメラを通してナビの画面で確認することができるので、車庫入れ時や背後の状況をより繊細に確認することができます。車のエンジンキー連動のACC機能や、オープンストリートマップなど、ナビとしての性能や機能にも優れています。
6位 Pioneer carrozzeria ポータブルメモリーカーナビ AVIC-MP33II
画面サイズ:4.8Vワイド
位置情報・収録地図:GPSアンテナ内蔵
その他機能:地上デジタル放送方式、渋滞予測データ
地図を見やすくした繊細な表示画面
ビジュアルランドマークを217種類収録し、3D上に描かれたリアルなマップは、見やすくて操作もしやすいです。歩道なども細部まで忠実に描いているので、細かい道路表記なども見逃しません。
パナソニック ポータブルカーナビ ……
18,810円
パナソニック ポータブルカーナビ ……
32,800円
ユピテル 7インチ ポータブルカー……
22,000円
ユピテル 7インチ ポータブルカー……
24,800円
A.I.D エイ.アイ.ディー バックカ……
16,860円
Pioneer carrozzeria ポータブルメ……
30,962円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4.22
4.28
4.38
3.3
ポータブルナビを搭載する際は車上荒らしに注意
出典:amazon.co.jp
ポータブルナビはダッシュボードの上に取り付けるため、車内が目立ってしまい車上荒らしの被害に合うリスクが増えてしまっていることも事実です。
簡単に取り付け、取り外しができるという点がセキュリティーの面ではデメリットとなってしまっているため、車を使う時以外は外しておく方が安全です。付け外しが面倒な方は、ドライブレコーダー起動したり、セキュリティーステッカーなどを張り付けたりなどの予防もおすすめです。
まとめ
ポータブルナビは取り付け取り外しが簡単で、価格帯が安いカーナビゲーションです。インダッシュタイプのカーナビは高額で取り付けに手間がかかりますが、ポータブルナビの場合は性能は劣りますが、手軽でお手頃で使用することができます。
ポータブルナビの購入を際は、自分に合った予算設定、必要とする機能や性能、使いやすさなどを十分に確認して、自分のカーライフに合ったポータブルナビを選びましょう。最近のものならBluetooth機能を使って、AndroidやIOSなどのスマホやタブレット端末と連動して、ナビ設定や音楽機能を使えるものもあるので、こちらも併せてチェックしておきましょう。