この記事では、家庭用シュレッダーの選び方とおすすめの商品をご紹介します。家庭用のシュレッダーは、業務用よりもコンパクトで、コクヨやナカバヤシといったメーカーから各種製品が販売されています。
家庭で使用するため、静音性やデザイン性も気になりますよね。もちろん、価格面も無視できません。
紙だけでなく、CDやキャッシュカードを裁断できるものなら、セキュリティ対策に更に効果的です。この記事では売れ筋ランキングなども参考に、様々な製品をご紹介していますので参考にしてみてください。
目次この記事でおすすめする商品
家庭用シュレッダーの選び方
ここからは家庭用シュレッダーの選び方についてご説明します。自分に合った製品を見つけるための参考にしてください。
動力で選ぶ
家庭用シュレッダーには、電動式のものと手動式のものがあります。それぞれのメリット・デメリットを把握し、ご自身の用途に合ったものを選びましょう。
大量処理に向いた電動式
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ある程度処理する枚数が多い人は、電動式が便利です。製品によっても差がありますが、一度に10枚程度を一気に処理できるものもあります。
手動式よりも価格が高くなることと、作動音がうるさいことが欠点です。
音が静かな手動式
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手動式のシュレッダーは、ハンドシュレッダーともいいます。手動式は、電動式のような音がしません。製品によっては、電動シュレッダーの音はかなり大きいので、この点が気になる人は手動式がおすすめです。
価格も安く手軽に使えますが、一度に処理できるのは2枚程度の製品が多く、大量処理には向きません。使用頻度が低い人におすすめです。
本体のサイズで選ぶ
家庭用のシュレッダーには、机の上に置ける程度のサイズの卓上タイプと床に置くタイプがあります。
卓上タイプ
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机に置いておける程度の大きさのシュレッダーです。手動式の製品と電動式の中でも小型のものがこのタイプになります。
処理能力は低めで、ダストボックスの容量も必然的に小さくなるので、日々の処理枚数があまり多くない人に向いています。
床置きタイプ
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床置きタイプは設置スペースが必要になりますが、処理能力もダストボックスの容量も卓上タイプよりも大きくなります。
床置きを前提にしている製品の中でも大きさは様々なので、設置予定の場所に合ったサイズの製品を選んでください。
カット方式で選ぶ
家庭用シュレッダーに採用されているカット方式は、主に以下の3つです。カット方式はセキュリティ性の高さに影響します。
ストレートカット
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縦方向に切るだけのカット方式です。セキュリティ性が低いので最近の主流はクロスカットですが、簡易的な製品には現在でも採用されています。
セキュリティレベルが高くない書類であれば、切ったあとのクズを梱包材として再利用することもできます。
ストレートカットの場合、細断する幅が太いものはそのまま文字が読めたりするケースもあるので、このタイプの製品を選ぶときは、細断幅が細いものを選びましょう。
クロスカット
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縦方向に加えて、横方向にもカットする方式です。細断寸法は、おおよそ幅3mm~5㎜、長さ10mm~50㎜程度です。縦横にカットされているので復元は困難で、セキュリティ性が高くなります。
紐状に切るストレートカットに比べて切ったクズのかさが減り、ゴミを捨てる手間が少なくなるというメリットもあります。現在の家庭用シュレッダーの主流です。
マイクロカット(マイクロクロスカット)
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クロスカットの一種ですが、更に細かくカットするものです。メーカーによって呼び方は異なり、同程度の細断寸法のカット方式を、ミニクロスカット、微細クロスカットなどと呼んでいる場合もあります。
細断寸法は、おおよそ幅2mm~3㎜、長さ10mm~15㎜程度です。クロスカットよりも更にセキュリティ性が高くなります。家庭用シュレッダーとしては最高レベルのものです。
ただ、より細かく細断するため、処理能力の点では一般的なクロスカットに劣ります。セキュリティ面を特に重視する方におすすめです。
なお、細断寸法が何mm以下ならマイクロカットといったような統一された基準があるわけではなく、正確な数値については、細断寸法を個別にチェックする必要があります。
投入口の幅(対応用紙サイズ)
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シュレッダーの投入口の幅は、細断したい書類の幅に合わせて選びましょう。A4までの用紙が入る製品が多いのですが、小型のシュレッダーにはそれ以下のものもあります。
投入口よりも大きな用紙を2つ折にして裁断することも不可能ではありませんが、紙詰まりを起こしやすくなるので、あまりおすすめできません。
処理能力
シュレッダーの処理能力は一度に細断できる枚数と細断速度、連続して使用できる時間などによって決まります。処理する量に合った製品を選びましょう。
なお、処理する量が多い場合は、ダストカップが小さいとゴミ捨ての頻度が上がり面倒です。ダストボックスの容量も合わせてチェックしましょう。
静音性
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シュレッダーは思った以上に音が大きな製品です。一部明記されていない製品もありますが、多くの製品には騒音レベルが記載されているので、それを参考に選ぶようにしてください。
なお、手動式なら騒音の問題は起こらないので、処理能力の高さが必要ない場合は手動式を選ぶのもいいでしょう。
あると便利な機能
これまでにご紹介したものの他に、以下のような機能が搭載された製品を選ぶと更に便利に使えます。
キャッシュカード、CDの裁断機能
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シュレッダーには紙だけでなく、キャッシュカードやCDを切断して情報を読み取れなくする機能を持った製品もあります。このタイプの製品なら、セキュリティの確保に更に役立ってくれます。
紙詰まり防止機能
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シュレッダーを使用していてストレスが溜まることの一つに、紙詰まりの対応があります。紙詰まりを防止する、あるいは簡単に紙詰まりを解消できる機能があると便利です。
処理能力を超えた枚数を細断しようとすると自動でストップする機能や、紙詰まりが起きたら、ローラーを逆回転させて詰まった紙を取り出せる機能などが搭載された製品があります。
シュレッダーのおすすめ人気ランキング7選【電動式】
ここからは電動式シュレッダーの人気のある商品をランキング形式でご紹介します。卓上タイプのコンパクトなものから、やや大きめのサイズのものまで、様々な製品がありますので商品選びの参考にしてみてください。
1位 コクヨ デスクサイドマルチシュレッダー Silent-Duo KPS-MX100
細断寸法:4×40㎜(クロスカット)
最大細断枚数:約6枚(A4コピー用紙)
作動音:約50dB
本体サイズ:幅180×奥行355×高さ355㎜
本体重量:5.6kg
ダストボックス容量:10リットル
静音性が高く、デスクサイドに丁度いい
業界最小レベルの作動音という、今回ご紹介している中でも静音性に特に優れた製品です。家庭で夜間に使う場合でも、家族に気兼ねなく使用できます。
床置きタイプとしては小さな製品で、デスクサイドに置いても邪魔になりません。CDは5分割、カードは4分割にカットする専用細断ユニットを搭載しているので、メディア・カード類の処理に使いたい人にもおすすめです。
2位 ナカバヤシ パーソナルシュレッダ T05
細断寸法:約2×10㎜(微細クロスカット)
最大細断枚数:2枚(A5上質紙)
作動音:約64dB
本体サイズ:W236×D136×H172㎜
本体重量:2.0kg
ダストボックス容量:約2.1リットル
シンプル操作の小型シュレッダー
さらにコンパクトな製品です。A4サイズの用紙は2つ折にしないと入らないので、書類の細断にはやや不向きですが、郵便物の処理に使うには十分です。
他社の製品でいうマイクロカットなみに細かく細断するので、セキュリティ面もバッチリです。スイッチ一つの簡単操作ですが、逆転に切り替えることもでき、紙詰まりを解消できます。
3位 アイリスオーヤマ パーソナルシュレッダー P10HCS
細断寸法:約3.9×32㎜(クロスカット)
最大細断枚数:10枚(A4コピー用紙)
作動音:-
本体サイズ:約幅230×奥行360×高さ490㎜
本体重量:約9.3kg
ダストボックス容量:約17リットル
家庭用としては、大きめなシュレッダー
家庭用・個人用としては大きめのシュレッダーです。ダストボックスの容量が17リットルあります。頻繁にシュレッダーを使う人、大量に処理する人におすすめです。
CD・DVD、カード類の処理も可能です。カードは、紙と同じ投入口に入れます。大き目の製品ですがキャスター付きでなので、邪魔にならない位置に移動させるのも簡単です。
4位 ナカバヤシ パーソナルシュレッダ NSE-505
細断寸法:約4×30㎜(クロスカット)
最大細断枚数:12枚(A4上質紙)
作動音:約57dB
本体サイズ:W324×D229×H439㎜
本体重量:6.4kg
ダストボックス容量:約13リットル
一度に12枚を細断できる、処理能力が高い製品
最大で一度に12枚を細断できる製品です。連続で15分の運転が可能なので、約900枚の細断ができます。処理能力に優れたシュレッダーです。
紙詰まりの際には自動で逆転に切り替わるオートリバース機能も付いています。処理能力が高く価格も安めで、コスパも良い製品ですが、カードやCDを切断する機能は搭載していません。
5位 アスカ クロスカットシュレッダー B03
細断寸法:4×10㎜(クロスカット)
最大細断枚数:2枚(A4コピー用紙)
作動音:60.8dB
本体サイズ:W375×D95×H184㎜
本体重量:2.1kg
ダストボックス容量:約4リットル
コンパクトながら、A4サイズ対応のシュレッダー
卓上タイプのコンパクトな製品です。コンパクトながらA4サイズ対応で、書類関係の細断に使いたい人には持って来いの製品です。
家庭の机の上に置いておいても違和感のないデザインで、メーカーのHPでも「ブックエンドとしても使えます」と紹介されています。A4コピー用紙3枚まで細断できる、このサイズとしては処理能力も高い製品です。
6位 サンワダイレクト 電動シュレッダー 400-PSD030
細断寸法:4×33㎜(クロスカット)
最大細断枚数:6枚(A4コピー用紙)
作動音:約70dB
本体サイズ:290×140×350㎜
本体重量:約3.2kg
ダストボックス容量:約10リットル
低価格の家庭用シュレッダー
低価格の家庭用シュレッダーです。低価格ではありますが、セキュリティ性の高いクロスカットを採用、カードの細断も可能です。紙詰まりの解消に役立つ逆回転スイッチも搭載されています。
また、A4用紙6枚をカットできる能力があり、一般的に使われている10号針であればホチキス止めしたままの細断もできます。作動音がやや大きいのは難点ですが、家庭用としては十分な性能を持ったコスパのいい製品です。
7位 GBC オートフィードシュレッダマイクロ 130AFM
細断寸法:2×15㎜(マイクロカット)
最大細断枚数:6枚、オートフィード時 130枚
本体サイズ:W310×D445×H435㎜
本体重量:13.5kg
ダストボックス容量:26リットル
大量の書類を自動で細断するオートフィード機能付き
シュレッダーを頻繁に使う人は、細断している間、紙を補充するために傍についていなければいけないことを煩わしく思ったことがあるのではないでしょうか。
この製品は、130枚までの書類を一度にセットでき、後は自動で細断してくれます。やや高価な製品で、一般家庭ではここまでの機能は必要ないかもしれませんが、SOHOで仕事をしている方や自営業の方には便利な製品です。
シュレッダーのおすすめ人気ランキング3選【手動式】
ここからは、手動式のシュレッダー(ハンドシュレッダー)の人気の商品をランキング形式でご紹介します。手軽に使える、低価格の製品が多いのが特徴です。
1位 アイリスオーヤマ ハンドシュレッダー H1ME
細断寸法:約3×23㎜(クロスカット)
最大細断枚数:1枚(A4コピー用紙)
本体サイズ:約幅335×奥行145×高さ175㎜
本体重量:約1.75kg
ダストボックス容量:約3.2リットル
CD、カード類も切断できるハンドシュレッダー
上の製品と違って、CDやカードの切断にも使える製品です。CDやDVDは3分割、カード類は4分割されます。用紙は1枚ずつしか細断できないので、処理能力は高くありません。
もっとも、クロスカット方式でセキュリティ性も高く、家庭用としてはこれで十分という人も多いのではないでしょうか。
2位 アスカ ハンドマイクロカットシュレッダー HM-02
細断寸法:2×10㎜(マイクロカット)
最大細断枚数:2枚(A4コピー用紙)
本体サイズ:W298×D140×H178㎜
本体重量:2.1kg
ダストボックス容量:約3.3リットル
高セキュリティの手動式シュレッダー
この製品の細断寸法は2×10㎜、小さく細断するのでセキュリティ面で非常に優秀な製品です。セキュリティは重視したいけれど電動式を買うほど使用頻度は高くないという人にピッタリです。
実売価格もかなり安めでコスパもいい製品ですが、CDやカードを切断する機能は付いていないので、この点が欠点となります。
3位 ナカバヤシ ハンディシュレッダ クルッキル NSH-H01
細断寸法:約3.5㎜幅(ストレートカット)
最大細断枚数:2枚(A6上質紙)
本体サイズ:W183×D50×H28㎜
本体重量:165g
更にコンパクトな手回し式のシュレッダー
紙をセットして端のハンドル部分を回転させると、紙を引き込みながらカットします。机の引き出しにも楽に入る非常にコンパクトなシュレッダーです。
A6サイズ対応ですが、2つ折りA4まで細断できます。ストレートカットなので、セキュリティレベルは高くはありませんが、ゴミ箱の上で使えば細断クズを捨てる手間もなく、手軽に使える点が魅力です。
コクヨ デスクサイドマルチシュレ……
7,770円
ナカバヤシ パーソナルシュレッダ ……
2,396円
アイリスオーヤマ パーソナルシュ……
9,801円
ナカバヤシ パーソナルシュレッダ ……
9,651円
アスカ クロスカットシュレッダー ……
3,160円
サンワダイレクト 電動シュレッダ……
3,580円
GBC オートフィードシュレッダマイ……
32,300円
アイリスオーヤマ ハンドシュレッ……
1,180円
アスカ ハンドマイクロカットシュ……
2,575円
ナカバヤシ ハンディシュレッダ NS……
341円
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製品
最安値
評価
リンク
4.37
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まとめ
家庭用のシュレッダーの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。個人情報の漏洩が心配な昨今では、家庭内でもシュレッダーを使う必要性は高まっています。
家庭用のシュレッダーも、処理能力や大きさなど様々なタイプの製品が販売されています。ご自身の情報を守るためにも家庭用シュレッダーの購入を考えてみてはいかがでしょうか。