純正の車にはほとんど付いていることがない油圧計ですが、車をカスタムするのが好きな人や運転が好きな人は、油温計と合わせて取り付ける方も。普通に走る分には、そこまで重要視・必要視されない油圧計ですが、並んでいる商品も多く、どれを選んだらいいか迷ってしまうかもしれません。
売れ筋メーカーには「Defi」「オートゲージ」「CNSPEED」のいったメーカーの商品がありますが、今回はそんな車に取り付ける油圧計の選び方と、おすすめする商品を選んで紹介していこうと思います。
目次この記事でおすすめする商品
油圧計とは?
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油圧計とは車のエンジン内に循環しているエンジンオイルの圧力値を見るメーターです。エンジンオイルはエンジンを高速回転させることで温度が高温になり、それに伴いオイルの粘度や圧力に影響を与えます。
それによって油圧が下がるとエンジンが破損する危険性があり、エンジンオイルの劣化具合を判断するためにも、高速走行をするようなスポーツレーシングなどでは一つの指標として必要になるのです。
そのため、普通に運転する分にはなくてもあまり影響がないパーツですが、ターボエンジンにカスタムして乗るようなドライブ好きな方や、内装をかっこよくドレスアップする目的でも使われたりします。
油圧計の選び方
ここからは、油圧計の選び方を見ていきましょう。商品を選ぶ際には幾つかチェックしておきたい項目があります。以下の項目をチェックしてより目的に合ったモノを選べるように参考にしてみて下さい。
表示の違いで選ぶ
表示の違いで選ぶ場合は、アナログ式とデジタル式の2タイプがあります。表示の違いによっても用途が分かれますので、目的に合ったタイプで選びましょう。
定番のアナログ式
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アナログ式の表示は、針で現在の油圧値が判断できるタイプです。このタイプのメリットは、数値が上下と動くような場合に視認しやすいといえます。そのため、スポーツカーやレーシング仕様などの高速回転で走行するような場合に適しています。
数値が一目でわかるデジタル式
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現在の具体的な数値が一目でわかるのは、デジタル式です。このタイプは、現在の油圧を数値で表示されるので、平常時の数値を下回った瞬間が判断しやすいというメリットがあります。ただし、平常時の数値はご自身で覚えていなければならないのが難点。
また、高速回転で走行するようなスピードで運転する場合、数字がよく動くのでデジタル表示だと読み取りにくいといえます。このタイプを使用する場合は、あまり加速やスピードを出さずに走行する場合に適しています。
サイズで選ぶ
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サイズで選ぶ場合は、基本的に円形の本体の幅サイズを目安に判断して選びましょう。表示が見やすい大きいサイズを選べばいいというわけではなく、油温計やタコメーターなどと並べて設置する場合などは、小さいサイズの方が収まりがいいこともあるので視野に入れて判断しましょう。
また、必ずしもサイズの大きさ=価格とはならないことも注意しておきましょう。
おしゃれにドレスアップしたい方にはバックライト仕様
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販売されている油圧計には、大体の商品にバックライトが搭載されています。ただ、単に夜などの暗がりでも視認できるという利点もありますが、暗がりで浮かび上がるバックライトは何ともおしゃれでカッコイイ雰囲気が出ます。
商品によって、バックライトの付き方や光のカラーなども様々で、設置することで車内をカッコよくドレスアップできます。車いじりやカスタムなど少し凝った内装に仕上げたい方にも、選び方で車内が映えるためおすすめです。
メーカーで選ぶ
油圧計を取り扱うメーカーで選ぶ場合、以下の3メーカーが最も主要で売れているメーカーです。それぞれのメーカーの特徴を紹介していきましょう。
日本精機 Defi (デフィ)
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デフィは自動車やバイクの計器メーカー「日本精機」によるアフターブランドです。今では後付けメーターといえばデフィといわれるほどにメジャーになったメーカーで、油圧計以外にも、タコメーターや水温計・ターボ計などの計器を製造販売していて、バックライトの表示カラーはホワイト・アンバーレッド・ブルーの3色で展開しています。
こちらのメーカーは、どちらかといえば本格派タイプといえるので、価格帯も他のメーカー商品のモノより数段高い傾向にあります。しかし、その性能や品質の高さと信頼性で売れ筋も高い人気商品を数多く出しています。
AUTOGAUGE(オートゲージ)
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自動車やバイクの計器系を製造販売するメーカー、オートゲージの商品は多機能で鮮やかなバックライトが特徴です。具体的には、あらかじめ設定した数値になるとランプで知らせてくれるワーニング機能や、電源のON/OFF時に針の動きやバックライトで気分を盛り上げてくれるオープニング/エンディングセレモニー機能など、気の利いた機能が充実しています。
そして、他のメーカーと比べ価格帯が低く、同じサイズの商品でも他のメーカーのモノの半分ほどで購入できます。低価格だと性能面で不安なところですが、内部のムーブメントはスイス製や日本製のモノが使用されているので、問題なく使用できます。
CNSPEED
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CNSPEEDは油圧計などの計器の他に、メーターを取り付けるフードも販売しています。油圧計の他、タコメーターや油温計と合わせて3つのメーターが取り付けできる、トリプルゲージポッドなども販売しているので、3つを並べて取り付けたい方におすすめです。
こちらのメーカーの商品も、低価格帯で購入できることもあり、7色のカラーバリエーションからバックライトを選べる商品もあるため車内のドレスアップ用としても人気があります。
油圧計のおすすめ人気ランキング8選
ここからは前述でご紹介した「日本精機 Defi」「オートゲージ」「CNSPEED」の商品をご紹介していきます。性能、機能はもちろんのこと、見た目にも好みな油圧計を見つけてくださいね。
1位 日本精機 Defi メーター【Defi-Link ADVANCE BF】油圧計 DF10201
バックライトカラー:ホワイト
amazonの売れ筋上位の人気商品
amazonの油圧計のランキングで上位にある商品に、デフィのこちらの商品があります。価格も高めではありますが、品質の高さで安心して選び使用していける信頼度で人気があります。
また、配線の取り付けなども比較的簡単にできる点でもおすすめできる商品でしょう。
2位 日本精機 Defi メーター【Defi-Link ADVANCE CR】油圧計 52φ DF08102
タイヤに似せたフレームが特徴的
メーターのフレームが、タイヤのようなユニークなデザインが特徴的なのがこちらの商品です。表示バックのカラーは、暗闇にマッチするブラックカラーとスッキリした印象に見えるホワイトの2色から選べます。
こちらの商品も、Amazonでの売り上げ上位に並んでいる人気商品としておすすめです。
3位 日本精機 Defi メーターパーツ【シングルメーターバイザー】60φ DF11201
夜間のフロントガラスへの映り込みを防ぐ
夜間走行ではメーターがフロントガラスに映り視界を遮ってしまいます。また、昼間には外光がメーターに入り込んでしまいます。そんな光の反射が気になる方には、昼夜の光の入り込みを防いでくれるこちらのフードがおすすめです。
4位 オートゲージ 日本製モーター 52mm 油圧計 2色バックライト 430シリーズ
バックライトカラー:ホワイト/アンバー
機能:オープニングセレモニー/エンディングセレモニー/ワーニング機能
付属品:メーターフード/取り付け台/センサー/配線
多機能と低コストでおすすめな商品
油圧計を車内の装飾の一つとして選びたい方にはこちらの商品をおすすめです。電源を入れた時と切るときに、針とライトの動きでオシャレに演出してくれるオープニングセレモニー/エンディングセレモニー機能や、ワーニング機能など多機能な油圧計です。
また、コストも低いのでどちらかといえば車内装飾の一つに気軽に取り手けたい方におすすめできる商品です。
5位 オートゲージ 油圧計 SM 60Φ ホワイト/アンバーレッド アナデジ アナログ デジタル デュアルシリーズ
バックライトカラー:ホワイト/アンバーレッド
機能:アナログ/デジタル
付属品:メーターフード
数値が読み取りやすいデジタル表示とアナログ表示の兼用
アナログとデジタルの両方の表示で、数値が読み取りやすい商品がこちらです。その他にもオープニングセレモニー機能やメーターフードが付属しているなど、特典も付いています。
6位 CNSPEED 60φ レーサーゲージ 2色切替可能 (60φ油圧計)
バックライトカラー:ホワイト/アンバー
機能:バーとオイルプレスゲージピーク機能
付属品:取り付け台/配線/センサー
バックライトを2色で切り替えできる
こちらの商品は、バーやオイルプレスゲージピークを知らせる警告機能や、オープニングセレモニー機能・ワーニング機能などの機能を搭載した商品です。また、バックライトをスイッチでホワイト、アーバンレッドの2色切り替えが可能ですので、気分によって好きなカラーを選べます。
7位 CNSPEED 60mmオートゲージ (油圧計 多彩φ60)
バックライトカラー:7色
機能:バックライト切り替え/オートゲージ設定ボタン
付属品:取り付け台/サンサー/配線
気分に合わせて7色カラーで切り替え可能
こちらの商品も、カラーを切り替えできるタイプですが、更に多い7色のカラー切り替えが可能です。また、目盛りがサメの歯のようなユニークなデザインになっているのは、CNSPEEDならではの特徴にもなっています。
8位 CNSPEED オートゲージ 水温計 油温計 油圧計 三連メーター 52φ 3点セット
付属品:センサー×3/スレッド×3/フレーム
水温計・油圧計・油温計の3つをまとめ買い
油圧計の他に、油温計と水温計の3つがセットになって販売されているこちらの商品。この3つを取り付ける予定のある方におすすめで、3つのメーターを並べて取り付けできるフレームも付いています。
3つセットでの価格も、油圧計を単体の値段と同等もしくはそれ以下で手に入ります。その分、一つ辺りの性能はそこまで高くないので、しっかりとした性能のモノを求める人にはあまりおすすめできないかもしれません。
日本精機 Defi メーターDF10201
18,921円
日本精機 Defi メーター 油圧計 52……
19,340円
日本精機 Defi メーターパーツ 60φ……
1,504円
オートゲージ 日本製モーター 52mm……
4,870円
オートゲージ 油圧計 SM 60Φ
3,880円
CNSPEED レーサーゲージ 60φ
3,750円
CNSPEED オートゲージ 60mm
4,500円
CNSPEED オートゲージ 52φ 3点セット
3,250円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4
5
4.3
3.4
4
2.5
取り付けの注意点
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手に入れた油圧計を取り付けようと、自分の力で何とかなると考える方も多いでしょう。趣味で車いじりが好きで普段からパーツ交換など自分でこなしている方でも、失敗することがあるくらい難しい作業です。
メーターの設置自体は、両面テープなどで簡単に取り付けられるようになっていますが、実際にエンジンルーム内の油圧を測定する圧力センサーの設置は素人では困難な作業になるため、取り付けに自身のない方は購入したカーショップや専門の業者・整備工場に持ち込むなどして取り付けてもらうことをおすすめします。
まとめ
今回は車に取り付ける油圧計の選び方とメーカー別の商品をご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?車をターボエンジンなどに改造して乗っている方などには、特に需要のあるような商品でしたが、車内のおしゃれとして取り入れるのもありでしょう。
また、今回の記事を読んで新たにメーター取り付けに目覚めてみてはいかがでしょうか?