水回りの便利アイテムとして人気の洗い桶。食器洗いのときや野菜洗いなど幅広く活躍してくれます。最近では「オキシ漬け」というワードに代表されるように、洗剤や重曹などに浸けて洗う方法がテレビで話題になっています。そんなときにも洗い桶は欠かせないアイテムです。
ただ、洗い桶といってもさまざまな種類があり、100円均一やホームセンターで売っている安価なものもあれば、ホーローなどの少しお値段のはるものまで多岐にわたります。
今回は洗い桶の選び方とおすすめの洗い桶をランキング形式で10選ご紹介します。
目次この記事でおすすめする商品
洗い桶の魅力
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洗い桶で汚れた食器を水につけておくことで、汚れが浮いて落ちやすくなるうえ、使う水の量も節約できる、エコにもつながるアイテムです。
また、野菜の汚れを落としたり、水に浸けて野菜や果物を冷やしたりと、用途は幅広く、一家にひとつあるととても便利です。
洗い桶の選び方
洗い桶は様々なメーカーから豊富な種類が販売されています。使う場所や洗い方によって適したタイプは異なります。使い勝手のいいものを選び、キッチンの相棒として長く使用したいですよね。
ここからは「素材」「機能」「サイズ」から洗い桶の選び方を見ていきたいと思います。使うシーンを想像しながら参考にしてみてください。
素材で選ぶ
洗い桶は素材によって取り回しや手入れの容易さなどが変わってきます。軽さを求めるならシリコンやプラスチック。耐久性や手入れの容易さで選ぶならステンレスなど、自分にあった素材を選びましょう。
頑丈さ清潔さで選ぶならステンレス
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ステンレスはカビやサビなどの汚れがつきにくいところがポイントです。水回りで使うことを考えると大きな利点です。また、頑丈で壊れにくく長期間の使用にも十分耐えられます。
耐熱性にも優れているので、食材を茹でるときのお湯受けにしたり、熱湯消毒も問題ありません。ステンレスなので大抵のキッチンにしっくりきます。薄めのつくりのものを選ぶと軽くて扱いやすいですよ。
洗うたび収納できるシリコン
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シリコンは柔らかい素材でできているので、シンクや中の食器などを傷つける心配がありません。また、小さくたためるタイプもあり、使い終わったら収納することができるので場所を取りません。キッチンが狭い方におすすめです。
カラーも豊富にあるので、キッチンを明るくするアイテムとしてもおすすめです。
機能性ならプラスチック
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プラスチックの洗い桶は軽く、安価なものが多いので手に入りやすいのがメリットです。また、底に排水栓がついているものなど、機能性も備えたタイプが多いのが特徴。
熱湯を使用する際は、耐熱温度をよく確認してからにしましょう。
耐久性と清潔さならホーロー
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ホーローはガラス質の透明感が魅力ですが、その見た目に反してクレンザーでゴシゴシ洗っても傷がつかないほど耐久性が高いのが特徴です。傷がつかないので雑菌もつきにくく清潔さを保つことができます。
また、その見た目の美しさからおしゃれに敏感な主婦に人気があり、よく女性誌やSNSでも取り上げられています。
機能で選ぶ
シリコンなどの柔らかい素材が採用されるようになったおかげで、コンパクトになるタイプや排水栓がついたものなど、様々な機能がついた洗い桶が販売されています。
シンクが狭いときや外に持ち運ぶときなど、使い方はいろいろ。用途に合わせて最適な機能の洗い桶を選びましょう。
折りたたみができるタイプ
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シリコンの洗い桶は柔らかいので、折りたたむことができるものが多く販売されています。
使用したあとは畳んでコンパクトに収納できるので、シンクが狭いときなどに場所を取らず重宝します。普段使い以外にも、アウトドアや災害時の備品に入れておくととても便利です。
脚付きタイプ
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プラスチック製やシリコン製の洗い桶は、軽くて柔らかいというメリットがありますが、反面カビがつきやすいというデメリットもあります。
ゴム製の足がついたものならシンクの底との間に隙間ができるので、カビの発生を防ぐことができます。また、ステンレスの洗い桶の場合はシンクの中で滑るのを防ぐため安定性を保つことができます。
排水機能付きタイプ
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洗い桶の中の水を捨てるとき、大きさにもよりますが重量があるため力が必要な場合も。中腰の姿勢で持ち上げたりすると腰を痛める原因にもなりかねません。
そんなときに底に排水栓があるととても便利です。プラスチック製の洗い桶にこの機能がついているものが多いです。
シンクのサイズを確認
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せっかく買った洗い桶をいざシンクに入れてみると、入らなかったりなんてことがあります。入っても形が合わなかったりと、洗い桶を選ぶ際はシンクとの相性が大切です。
シンクの奥行き・幅・高さを事前に測っておくと失敗なく購入できます。D型というシンクの側面にフィットし易いものなども販売されていますが、シンクのサイズと合わせて形状も確認してから買うと尚よいです。
見落としがちなのが、シンク底と水道の高さ。洗い桶が水道の蛇口部分に引っかかってしまうと使いづらくなります。
洗い桶のおすすめ人気ランキング10選
ここまで洗い桶の使い方と選び方を見てきましたが、実際にどのような商品が人気なのでしょうか?以下に人気の洗い桶を10選まとめてみました。洗い桶選びの参考にしてください。
1 RULAYMAN 洗い桶
M:口径:31.2cm・高さ:12cm
L:口径:37.6cm・高さ:13.5cm
材質:PP素材、TPR素材
たためるタイプの魅力が満載!使わないときは吊り下げられる優れもの
シリコン製なので軽くてやわらかく折りたためるタイプになっています。折りたたんだ際には場所も取らずちょっとした隙間に収納できます。また、吊り下げ用の穴も空いているので、キッチンのフックに吊り下げておけばサッと取り出せます。
2 Hiveseen 折りたたみ洗い桶
サイズ:使用時 W31×D30.5×H20cm
材質:ABS樹脂×シリコン
折りたためて持ち運びもできてとっても便利
こちらも折りたためるタイプの洗い桶です。スクエア型なのでシンクの形にもピッタリと収めることができます。
取っ手の部分はプラスチック製なので持ちやすく、本体部分はシリコン製なので使用しないときは折りたたんで収納することも可能です。底部に栓があるため排水時もらくらくです。
洗い桶以外にもアウトドアでドリンクを冷やしたりするのにも重宝しそうです。
3 貝印 足付き D型洗い桶 DZ1141
重量:500g
材質:本体/ステンレススチール、足/ゴム
シンプルな中にも散りばめられたこだわり
カミソリなどでおなじみの老舗メーカー貝印からも洗い桶が販売されています。国内メーカーだけあって、随所に使いやすさへのこだわりがあります。
材質はステンレスなのでお手入れは簡単。サビやカビも浮きにくいのでシンクに据え置きでもOK。形がD型のためどんなシンクの形にもフィットします。ゴム脚がついているので滑りやすいシンクでも安心して使えます。
4 伊勢藤(イセトー) ソフトタブ ワイド 折りたたみ 洗い桶
サイズ:伸ばした時(約)W60xD40xH24.6cm
材質:熱可塑性エラストマー、ポリプロピレン
折りたたみタイプの中ではかなりの大容量 アウトドアにも大活躍
たためるタイプでは珍しい23Lの大容量の洗い桶になります。食器洗い以外にも洗濯のつけ置き洗いにも重宝します。また、たためるタイプでもかなり頑丈にできているので、外に出してペットバスとして使用するのもおすすめです。排水栓付きなので水を捨てるときも便利です。
5 パール金属 アクアシャイン スリム小判型
重量:(約)660g
材質:桶/ステンレス鋼、ゴム足/合成ゴム
シンプルな中にも散りばめられたこだわり
パール金属は新潟にある金属加工の会社です。国内製造のため品質の良さは折り紙付きです。
材質はステンレスなのでお手入れは簡単。サビやカビも浮きにくいのでシンクに据え置きでもOK。小判型の形状はコンパクトながらも適度な深さがあり使い勝手は良好です。サブの洗い桶として一つあると重宝しそうです。
6 野田琺瑯 楕円型 洗い桶 WA-O
重量:約1.150g
材質:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)
真っ白な輝き!きれいな見た目だけどタフです
野田琺瑯から販売されているホーロー製の洗い桶です。前述したとおり、ホーローは美しさと耐久性を兼ね備えた素材で、この洗い桶も丸さを帯びたスクエア型のデザインがホーローの白さをよく引き立てています。
そのまま果物などをいれて食卓に並べてもおしゃれなテーブルウェアとしてお使いいただけるでしょう。もちろん、耐久性や汚れにも強いので、長期間洗い桶として活躍してくれます。
7 リッチェル レイ 洗い桶D型L ホワイト
重量:約0.345kg
材質:ポリプロピレン
抗菌加工もされているのでお手入れらくらく
日用品を多く手がけているリッチェルの洗い桶。プラスチック製で軽く、あたりが優しいので食器を傷つけることがありません。
形はシンクにフィットしやすいD型を採用しており、内側にスリットがついているので排水のときに便利です。また、プラスチックに銀イオンによる抗菌加工がされているのでカビにくいのも特徴。コストパフォーマンスもよく根強い人気を誇っています。
8 オーエ スマートウォッシュタブ
重量:0.446kg
材質:本体/ポリプロピレン
材質:足底/エラストマー
一人暮らし向け。小さなキッチンでも大活躍
一人暮らし世帯や夫婦二人住まいのときに重宝する、こぶりなサイズの洗い桶です。ワンルームなどの小さなキッチンにもおけるコンパクトサイズながら、適度な深さもあり本体自体が軽いので排水も苦になりません。
ゴム脚になっておりシンクを滑ることもありません。定番の白以外では、赤と黒のカラーがあり、ビビッドな色使いがキッチンに彩りを添えてくれます。
9 山崎実業 洗い桶 tower
本体重量:約0.65㎏
材質:水はけ/ポリプロピレン
材質:水止栓/シリコーン
洗い桶と水切りかごが一緒になった!ユニークな洗い桶
洗い桶と水切りかごが一緒になった珍しいタイプの商品です。全体はプラスチック製で、中に仕切りがあり、水を流す樋が側面についています。
洗い桶として使ったあとは、置いておくだけで樋を通って中の水がシンクに出ていく仕組みになっています。乾いたら食器棚にしまうだけ。スタイリッシュなデザインもインスタ映え間違いなしです。
10 IKEAグルンドヴァ卜ネット 食器洗い用ボウル
材質:ボウル/ポリプロピレンプラスチック
材質:足/合成ゴム
コスパ最強!北欧テイストのシンプル洗い桶
最後にご紹介するのは、北欧インテリアブームの火付け役IKEAからです。北欧のメーカーらしくシンプルなデザイン。持ち手用の穴が開いており持ち運びにも、排水にも便利です。
このグルンドヴァドネットシリーズは、他にも水切りラックやサイズ違いの洗い桶などがあり、ライン使いができます。一つ一つのアイテムの価格も大変リーズナブルなので、キッチンの雰囲気を揃えたいという人におすすめです。
RULAYMAN バケツ
1,299円
Hiveseen 折りたたみ洗い桶
1,398円
貝印 KAI 足付き D型洗い桶 DZ1141
1,221円
伊勢藤 タブ 23L 日本製 I-563-1
2,040円
パール金属 アクアシャイン ステン……
1,336円
野田琺瑯 楕円型 洗い桶 WA-O
3,828円
リッチェル レイ 洗い桶D型L ホワ……
488円
オーエ 洗い桶
1,649円
山崎実業 洗い桶 3591
2,310円
IKEA GRUNDVATTNET 食器洗い用ボウル
998円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4.6
4.2
4.47
4.56
3.4
4.52
3.05
4.6
4.48
洗い桶のお手入れ
洗い桶は水回りでの使用が多くなるのでどうしてもカビやサビが気になります。定期的にお手入れをしましょう。
プラスチック製・シリコン製
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プラスチック製やシリコン製の洗い桶は、シンクにそのままおいておくとカビが発生しやすいので定期的なお手入れが必要です。
一週間に一度くらい漂白剤や熱湯消毒するとより効果的です。熱湯消毒する際は耐熱温度に注意をしましょう。
オキシクリーンを使った、「オキシ漬け」もおすすめ。布巾や茶渋などが気になるカップなどをオキシクリーンを入れた洗い桶につけておけば、布巾とカップは漂白され、洗い桶も一緒に殺菌できて一石二鳥です。
ステンレス製・ホーロー製
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ステンレスやホーローの洗い桶は、プラスチックやシリコン製に比べカビなどが発生しにくいのでお手入れも簡単です。
ただ、ステンレス製の洗い桶は塩素系・次亜塩素酸系の漂白剤を使うと腐食する場合があります。また、ホーロー製の場合は金属面はガラス質に覆われているのですぐには影響ないですが、ガラス質に傷が入っている場合、中の金属部分が腐食する可能性もあります。
「オキシ漬け」をしても影響はないですが、長時間・長期間使用すると錆の原因になることも。ステンレスとホーローの消毒には熱湯消毒が一番です。
まとめ
いかがでしたか?洗い桶は昔から日本の台所に馴染みの深い道具です。洗い桶を使うことで、汚れを浮かして洗いやすくすることができ、節水にもなります。
現在では単身者用マンションのキッチンでも使いやすい、小さくたためるものやサイズの小さいもの、キッチン以外にもアウトドアや防災用品として活用する方も増えてきています。
ぜひ、自分のお気に入りを見つけて毎日の家事にお役立てくださいね。