玄米保冷庫とは、玄米・白米などのお米を保管しておける貯蔵庫のことを言います。玄米保冷庫を使うことによって、お米を適切な環境で保管することができ、鮮度を保って美味しくお米を炊くこともできます。
メーカーでは、業務用冷蔵庫で有名なホシザキや、日立、象印と大手メーカーの他に、アルインコやメタルテック、エムケー精工などの商品も人気です。
玄米保冷庫には、保管できる容量など選び方がさまざまなので、これから紹介していく、玄米保冷庫選びのポイントや、玄米保冷庫のおすすめ商品などを参考にしてみて下さい。
目次この記事でおすすめする商品
玄米保冷庫とは?
玄米保冷庫の選ぶポイントやおすすめ商品の紹介前に、玄米保冷庫の概要や使用目的、使用する上でのメリットなどを知っておきましょう。
玄米保冷庫の概要
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お米を長い期間保管していると、鮮度が低下しお米自体の味が低下したり、虫やネズミなどの害虫にお米を食べられたり、梅雨時期になるとお米にカビが生えたりなど、多くのデメリットが生じてしまいます。
玄米保冷庫とは、管理が難しいお米を適度な温度と湿度で保管し、お米を害虫やカビから守り、それだけではなく、鮮度やお米の味を守ることができるお米の貯蔵庫です。
使用目的とメリット
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玄米保冷庫の使用目的は、カビや害虫からお米の鮮度やお味を守ることが目的としてありますが、使用することによって以下のようなさまざまなメリットが生じます。
メリット
●害虫やカビからお米を守る
●お米に適した環境で味を守る
●お米の収納を楽に行える
●野菜などのその他食品も保管できる
このようにメリットが多く、上記でも紹介した「害虫やカビからお米を守る」「お米に適した環境で味を守る」の他にもメリットがあり、お米の収納を楽に行うことができるうえ、製造年月日などの管理がしやすく、通常の米びつとは異なり温度管理ができるため、お米以外の野菜やその他食品も保管することができます。
玄米保冷庫は温度11~14℃、湿度60~70%で庫内を管理することができ、また玄米保冷庫の多くは容量が大きいため、お米と野菜を一緒に保管できたりなども可能なので、食材の管理もしやすです。
白米の保存にも
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玄米保冷庫は、その名の通り玄米を美味しく安全に食べるための玄米の保冷庫ですが、一般的に食されている白米にも使用できます。
白米を玄米保冷庫に保存すれば、美味しさが長持ちしし、害虫やカビ被害もなくなるので、安心してお米を保管できます。
玄米保冷庫の選び方
ここからは玄米保冷庫の選び方を、保冷庫のタイプに別や設置場所などで解説していきます。
保冷庫のタイプで選ぶ
玄米保冷庫は「保冷庫タイプ」と「保冷米びつタイプ」の2種類に分けられます。玄米保冷庫はタイプによって特徴や機能性などが異なるので、購入の際にはまずどのようなタイプが自分に適しているのかを知っておきましょう。
保冷庫タイプ
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一般的な米びつとは異なり、製品状態のお米を倉庫に保管する感覚で使える保冷庫です。専用のスノコや、開閉式の密閉ドア、温度や湿度を調整する機器などが特徴としてあります。
玄米や白米を30kgの袋ごとそのまま適正な環境で保管できるため、玄米や白米を大量に購入された場合や、複数の家族でお米をシェアする際などにも便利です。また、野菜やその他食品も保管できるので、使い方によっては食品の総合的な倉庫としても使うことができます。
保冷米びつ
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一般家庭で使われている米びつに、保冷機能を搭載したタイプで、お米を袋から出して保管する保冷庫です。計量機能などを装備しているものが多いため、お米をすぐに使えることも大きな特徴です。
保冷庫タイプと比べサイズが小さいので、一般家庭でも使いやすく、また保冷機能が付いているためお米の鮮度も守れるので、マンションや狭いスペースで使いたい方などにはおすすめです。
設置場所の確認
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玄米保冷庫はお米に適した環境を庫内で作り、密閉状態でお米を保管することができるので、コンセントがあり水平が保てる場所であれば、屋内外問わず設置することができます。
保冷米びつの場合はお米を袋から出して保管するので、キッチン付近に設置するのが安心ですが、保冷庫タイプはお米を袋のまま保管し、尚且つサイズも大きいためキッチン付近に拘る必要もありません。
タイプやサイズ、使用用途に応じて玄米保冷庫を設置する場所を選び、ストレスなく快適に使えるようにしましょう。
メーカーで選ぶ
玄米保冷庫はあまり一般的には使われておらず、感覚的にはワンランク上の米びつなイメージなので、初めて購入される方などは選ぶポイントを踏まえても迷ってしまうこともあります。
玄米保冷庫がどのようなメーカーから販売されているのか事前に知っておけば、迷ってしまっても安心して選ぶことができるので、メーカーから選ぶのもひとつの方法と言えます。
品質とラインナップが安定・安心「アルインコ」
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建設機材や仮設リース事業などをメインに展開する企業で、玄米保冷庫などの農業機材や、フィットネス器具やサービスの展開なども行っています。
アルインコの玄米保冷庫は、耐久性が高く頑丈な点が特徴としてあり、またそれだけではなく、省エネ機能の搭載や細かい温度設定など、製品の機能・性能も優れています。
用途の幅が広く高性能「エムケー精工」
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長野県に本社を置く、自動車関連・情報機器・生活機器などの事業を展開するメーカーで、精密機器を多く取り扱うだけあり、玄米保冷庫の性能や耐久性も高く、安心して使うことができます。
大きいサイズのものが多く機能性が充実しているので、お米の保管だけはなく幅広い用途で保冷庫を使えます。
大量のお米の保管に「メタルテック」
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自動車板金部品を製造するツールを独自に製作し、その独自技術を活かした自動車板金備品を多く取り扱うメーカーです。
高い安全性が求められる自動車板金部品を得意とするだけあり、メタルテックが販売する玄米保冷庫は、容量が大きく耐久性が高く安心・安全に使える製品が多くあります。特に大きな特徴としては、お米を保存できる容量であり、お米の大量購入や、複数家族でのお米のシェア用などには、おすすめのメーカーと言えます。
玄米保冷庫のおすすめ人気ランキング8選
ここからは、玄米保冷庫選びのポイントを踏まえて、上記で紹介した「アルインコ」「エムケー精工」「メタルテック」などの玄米保冷庫を販売するメーカーから、おすすめ商品を紹介していきます。
1位 アルインコ 玄米保冷庫 LHR-14 玄米30kg/14袋用
タイプ:保冷庫タイプ
サイズ:30kg×14袋収納
機能:省エネ、温度調整
機能・性能に優れた大型タイプ
玄米保管を専用にすることによって、リーズナブルに維持できる玄米保冷庫です。周囲の温度が設定よりも低い状態で2時間運転しなかった場合に点灯するエコ運転モードや、操作のしやすい大型操作パネル、細かい設定が可能な温度調整など、機能・性能ともに優れた玄米保冷庫です。
2位 アルインコ 白米玄米兼用定温米びつクーラ TTR30
タイプ:保冷米びつタイプ
サイズ:30kg
機能:計量機能、静音設計
お手入れが簡単
アルインコの米びつタイプ玄米保冷庫です。一回の保管で30kgまでのお米を適切な環境で保管ができ、パッキンロックで害虫の侵入を防ぐと同時に湿度やカビからお米を守ります。使用するパーツは全て取り外しが可能で水洗いもOKなので、清潔感を保って大事なお米を保管できます。
3位 アルインコ 白米・玄米用定温米びつクーラ まいこさん AYW30 30kg用
タイプ:保冷米びつタイプ
サイズ:30kg
機能:計量機能、静音設計
音が静かな静音設計
お米の美味しさの秘訣でもあるデンプンの消費を抑制し、低音保存することによって体脂肪の変化を小さくし、お米を美味しく食べることができる保冷米びつタイプの玄米保冷庫です。玄米・白米ともに保存と計量が可能で、完全密閉式で大事なお米をカビや害虫から守ってくれます。
4位 メタルテック ファンタイプ MRS-14F ダブルファン仕様 7表用
タイプ:保冷庫タイプ
サイズ:30kg×14袋収納
機能:自動運転、組み立て簡易
安心と安全の大型タイプ
ネズミ対策に最適で、錆びに強い鋼板を素材に使った保冷庫タイプです。防虫パッキンで害虫の侵入を防ぎます。南京錠が取付け可能な金具付きなので、屋外での設置でも安心して使うことができますよ。
5位 エムケー精工 組立式米保管庫 爽快蔵 RSJ-424S 24袋
タイプ:保冷庫タイプ
サイズ:30kg×24袋収納
機能:多目的可、マイコン調整
多目的に使える
30kgのお米を24袋保管できる大容量の玄米保冷庫です。マイコンで庫内の湿度を管理し、新機能の除湿ユニットで梅雨時期の庫内の湿度上昇を防ぎ、お米を衛生的に管理します。また、お米だけではなく多目的保管庫としても使え、使わなくなった日用品やゴルフクラブや釣り道具なども適切な環境で保管できるので、湿度調整ができるプレハブ倉庫としても使えます。
6位 エムケー精工 組立式米保管庫 爽快蔵 RSJ-406S 6袋
タイプ:保冷庫タイプ
サイズ:30kg×6袋収納
機能:多目的可、マイコン調整
用途の広いスリムタイプ
上記でも紹介した「RSJ-424S」の同シリーズである「爽快蔵シリーズ」のコンパクトスリムタイプです。細長のスリムタイプでキッチン付近にも設置しやすく、コンパクトタイプでありながらも30kgのお米袋を6袋収納できるので、使い勝手がよくておすすめです。こちらもお米の保管だけではなく多目的で使うことができるので、幅広い用途で使用できます。
7位 エムケー精工 保冷米びつ クールエース HK-111W 米容量11kg
タイプ:保冷米びつタイプ
サイズ:30kg×6袋収納
機能:コンパクト、計量機能
軽量コンパクトが魅力
一般家庭には丁度良いコンパクトタイプの保冷米びつタイプで、1回で1合と2合の計量ができるダブルスライド計量方式を採用しています。お米の投入口は大きく作られていて、また、すり鉢状なのでお米が入れやすくこぼれる心配もありません。庫内温度が約15度以下になると自動的に運転率コントロールしたり、停止する省エネ設計が施されているので電気料金にも優しい玄米保冷庫です。
8位 エムケー精工 保冷米びつ 米冷えーる NCK-31W 米容量 31kg
タイプ:保冷米びつタイプ
サイズ:30kg×6袋収納
機能:丸洗い可、計量機能
お手入れも簡単安心の大容量
31kgまでのお米の保管が可能な容量の大きい保冷米びつタイプです。上記の「HK-111W」と同じく省エネ設計が施されており、計量部は取り外しと丸洗いが可能なので、お手入れも楽に行えます。後部にキャスターが2つ付いているので移動も簡単に行え、設置や設置変更も楽チンです。
アルインコ 玄米保冷庫 LHR-14
107,000円
アルインコ 白米玄米兼用定温米び……
39,318円
アルインコ 白米玄米用定温米びつ……
42,900円
メタルテック ダブルファン仕様7表……
38,093円
エムケー精工 組立式米保管庫 爽快……
70,277円
エムケー精工 組立式米保管庫 爽快……
45,609円
エムケー精工 保冷米びつ クールエ……
25,688円
エムケー精工 保冷米びつ 米冷えー……
29,336円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4.64
4.56
4.11
5
4.47
玄米保冷庫の知っておきたい豆知識
ここからは、玄米保冷庫を使う前に知っておきたい豆知識を、項目別に少し紹介していきます。
玄米を保存した場合
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玄米保冷庫で玄米を保管した際の保存期間は、保管状況にもよりますが、凡そ2年ほどとされています。
仮に庫内を温度12~14℃、湿度を55~75%で保った場合、少なくとも1年間は品質が低下せず、新米と変わらない状態でお米を食べることができるようです。
設置場所には注意点はいくつかあり、「なるべく屋内に設置し安定した床に置く」「高温になりにくく風通しが良い場所」「湿気の多い場所や水場は避ける」これらを注意して玄米保冷器を設置しましょう。
白米を保存した場合
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玄米保冷庫は白米でも保管することができ、玄米と同様に美味しさが長持ちし、虫やカビの被害もなくなります。
保管方法や設置方法などは玄米で使う場合と同じで、白米の保管に使う際も「なるべく屋内に設置し安定した床に置く」「高温になりにくく風通しが良い場所」「湿気の多い場所や水場は避ける」これらを注意して玄米保冷器を設置しましょう。
その他食品とお米を一緒に保管する場合
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玄米保冷庫は容量が大きいため、一般家庭で使用した際には過剰スペースの解消の意味もこめて、製品によっては「米モード」や「野菜モード」などモードの切り替えが可能な製品もあります。
モードが付いている保冷庫であれば、保管環境をあまり気にせず野菜などの他の食品を簡単に保管することができますが、モードが搭載されていない場合はいくつかの注意が必要です。
水分の多い野菜とお米を一緒に保管すると湿度が上昇したり、野菜に含まれる水分がお米に移ってしまうことがあるため、ニンジンやジャガイモなどの土物野菜以外は、水分が移らないようにビニール袋などに入れて保管しましょう。
また、「米モード」や「野菜モード」などモードの切り替えが可能な玄米保冷庫でお米と野菜を一緒に保管する場合は、お米の品質低下を避けるために「米モード」に合わせて下さい。
まとめ
素材の良さを活かし食べ物を美味しく食べるためには、調理前の保管方法も大切で、それはお米も例外ではないということがよくわかりました。
精米されたお米は生鮮食品でありながら、お肉や魚などの生ものとは異なり、見た目でのモノの良し悪しが分かりにくく使えなくなるタイミングも難しいですが、玄米保冷庫を使えば長期に渡ってお米の品質を保ちながら保管することができます。
特売などのセールでお米を安い時期に大量に購入したり、複数の家族でお米をシェアする際などには、お米の品質を保ちながら長期間保存できる玄米保冷庫が大いに役に立ちますので、この記事を参考に目的にあった玄米保冷庫を見つけてくださいね。