一般的に人は
1日の三分の一の時間を睡眠に使用している
と言われています。そのため身体に合ったマットレスを使用することは、何よりも重要です。マットレスが身体に合っていないと快眠の妨げとなります。
有名なメーカーではシモンズやマニフレックス・フランスベッド・エアウィーブなどの商品が人気です。また、
マットレスは
硬さ・サイズ・機能など、商品によって特徴が異なります。
様々なメーカーから豊富な種類のものが販売されているため、商品選びに迷われてしまう方も多いのではないでしょうか。今回はマットレスの特徴ごとに選び方とおすすめ商品10選をご紹介していきます。
目次この記事でおすすめする商品
マットレスの選び方
マットレスを選ぶ際、人によって重要なポイントは異なります。ここからはご自身に合ったマットレスを選び方をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
マットレスの種類から選ぶ
マットレスは
大きく分けると
ベッド用マットレス・敷布団用マットレスに分けられます。
それぞれの種類の特徴を確認していきましょう。
ベッド用マットレス
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ベッドマットレスとはベッドフレームにセットし、
単体でベッドに使用ができる厚みのあるタイプのマットレスです。一般的な使用方法としては、ベッドフレーム等に設置したら動かすことはありません。
湿気がこもりやすいベッドの上で、湿気を逃すように設計されているのが特徴です。また、
ベッドマットレスの多くには内部に、コイルやスプリングと呼ばれるバネが入っているものが多く販売されています。
そんなコイル系マットレスとは一体どういったものなのか、ご紹介いたします。
■コイル系マットレス
コイル系マットレスの中には、
ポケットコイルタイプ・ボンネルコイルタイプ
と2種類のものがあります。ポケットコイルタイプは、
コイル一つ一つが独立している
のでマットレスにかかる体重を分散することが可能です。
身体を点で支えるのでフィットしやすく、
睡眠時に理想的な身体のラインを保つことができます。
また、横に人が寝ていても振動が伝わりづらく、睡眠中の体圧の負担を軽減も期待できます。
対して、ボンネルコイルタイプは
コイル状のスプリングが連結された構造
になっており、
マットレス全体で身体を支えます。
平面での寝心地と似ているので違和感を感じにくいですが、振動が伝わりやすい欠点があります。ポケットコイルタイプに比べて比較的安価で購入ができ、耐久性にも優れている商品です。
敷布団用マットレス
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敷布団用マットレスは布団と同様に、
床に敷いて使用するタイプです。
厚さも比較的薄くなっています。厚みを出すために、敷布団の下に敷くことが多いでしょう。また、寝心地を整えるためにベッドの上に敷いて使うケースもあります。
敷き布団用マットレスはある程度の厚みがあっても、折りたたみ可能で設計されているマットレスが多く販売されています。
そんな折りたたみ可能なマットレスは、ノンコイル系マットレスと呼ばれており、2種類のものに分けることが可能です。ここからはノンコイル系マットレスをご紹介していきます。
■ノンコイル系マットレス
ノンコイル系のマットレスは、
低反発マットレス・高反発マットレスに分けられます。
低反発マットレスは反発力が低くく、
柔らかく包み込まれているような寝心地が大きな特徴
です。
ただし、腰の部分が沈み込んでしまう欠点があり、寝返りが打ちづらいのは否めません。また低反発マットレスは、身体との密着度も高くなるため通気性が悪く、汗をかきやすくなるので注意が必要です。
対して、
高反発マットレスは反発力が高いもの
となっています。沈み込むことがないため、
寝返りが打ちやすいのが特徴です。
包み込まれるような寝心地はありませんが、睡眠時に理想的な身体のラインを保つことができます。また、
通気性に優れるので夏場でも蒸れにくく快適です。
硬さで選ぶ
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マットレスは硬すぎても、柔らかすぎても身体に負担を与えてしまう原因となるため、ご自身に合った適切な硬さを選ぶ必要があります。
寝転がった時に腰が沈み込みすぎないように、また寝返りを打つときに妨げにならない程度の硬さが理想です。
柔らかいマットレスはとても寝心地よく使用できますが、それだけで選ぶと身体に負担がかかってしまうことがありますので注意しましょう。
サイズで選ぶ
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マットレスは十分に寝返りができるよう、身体の大きさに合わせてサイズを選ぶことが重要です。また、部屋の広さや家族構成、生活スタイルに合わせて選ぶことも大切なので覚えておきましょう。
ひとりでの使用なのか、ひとり以上での使用なのかでサイズ選びは変わります。使用場面を想定して置くことが重要です。
また、
敷き布団用マットレスは収納する時の大きさで、
持ち運びの容易さ・収納場所が変わる
ため、収納時の大きさも確認し商品を購入するようにしましょう。
機能性で選ぶ
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マットレスによって機能は異なります。収納に便利なよう、あらかじめ三つ折りできる溝が付いている商品や、持ち運びしやすいように軽量に設計されていたり、持ち手が付いているものもあります。
また、寝心地や通気性にこだわり、ダニやホコリを寄せ付けない、独自の素材や生地を使用した商品、季節によってリバーシブルに対応した商品など様々です。
高反発タイプのマットレスなどの場合は、腰痛を和らげることのできると商品もあります。マットレスに求める機能は何か、優先順位を考えながら選ぶ様にしましょう。
メーカーで選ぶ
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マットレスのメーカーは、
シモンズやマニフレックスなどの海外ブランドをはじめ、
フランスベッドやエアウィーブ
といった日本メーカーが有名です。有名ブランドの商品は
価格も高価ですが、高品質であることや保証期間があるなど信頼性に優れています。
他にも
ニトリや無印、IKEA
といったショップメーカーのマットレスも人気です。最近はネット販売でも様々なメーカーの商品を取り扱っていますのでチェックしておきましょう。
価格帯で選ぶ
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マットレスはメーカーや種類、性能によって価格の幅が大きく異なり、とても高額な商品もあります。
高額である方が性能が高い傾向
にあることは間違いありませんが、あらかじめ予算を決めておくことも必要です。予算内で最適な商品を選びましょう。
まず、マットレスの大きさから・シングルサイズなのかダブルサイズなのかによって価格は大きく変わります。ご自身が必要としているマットレスのサイズを確認してから、予算を決めていきましょう。
安いものでは数千円という価格のマットレスも販売されていますが、価格の通り高価な物と比べると、品質は良いとは言えません。
性能や機能性を求めるのであれば、3万円~5万円台が最適
でしょう。有名なマットレスメーカーの商品もこちらの価格の商品が多いです。
5万円以上の高額マットレス
に関しては、より
性能や品質、寝心地の良さを追求することができる
と言えます。
また、ベッドタイプのマットレスを購入する際は、それに合ったベッドフレームの購入が必要になることもありますので、ほかに必要なものがあるかどうかも考えておく必要があるでしょう。
マットレスのおすすめ人気ランキング10選
ここからは様々な種類のマットレスを、ご紹介していきます。人気のメーカーの商品も揃えましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1位 ベッドアンドマットレス マットレス ポケットコイル セミシングル EN101P
重量:約19kg
タイプ:ポケットコイル
張り地:ポリエステル100%
耐久性・反発力・サポート力優れた商品
スプリング(バネ)にこだわり寝心地を追求したマットレスです。耐久性・反発力・サポート力に優れ、体圧を分散してくれます。側面全面に3Dメッシュを採用し通気性もアップされた商品です。
高反発マットレスなどに比べると沈み込みがあるので寝心地としては「柔らかめ」で、好みがわかれるところでしょう。コンパクトに圧縮梱包されており開封すると規定の大きさに膨らみます。最長1年間の品質保証もありますので、価格を考えてもトータルでコスパに優れたマットレスです。
2位 トゥルースリーパー プレミアケア
重量:約4.6kg
タイプ:低反発
張り地:ポリエステル100%(専用内カバー)
腰・肩の負担をラクにするとろける寝心地
テレビCMなどでもよく目にするトゥルースリーパーは、弾力性や復元力に優れる低反発素材でオーダーメイドのように身体にフィットするマットレスです。包み込む柔らかさがありながら支えられる絶妙な寝心地はクセになる快適さで、肩や腰の負担も軽減してくれます。
低反発マットレスは身体に沿うので通気性に懸念点がありますが、プレミアケアタイプは防ダニ仕様となっており抗菌パワーで菌の発生をしっかり抑制しますので安心です。
3位 ミツヨシ ポケットコイルマットレス MTS-064 シングル
重量:約20kg
タイプ:ポケットコイル
張り地:ポリエステル 100%
まるでホテルのような寝心地の高機能商品
体圧を分散しサポート感に優れたポケットコイルタイプのマットレスです。検査機関の耐久テスト8万回をクリアしているので耐久性に優れへたりにくく自然と理想的な睡眠姿勢に導いてくれます。通気性に優れたニット生地を採用し湿気を逃す構造になっています。
寝心地としてはふかふかとした感じで「柔らかめ」に感じるので、硬めが好みの場合は不向きかもしれません。圧縮梱包されていますので開封時は注意が必要です。価格帯が抑えられたコスパに優れたマットレスと言えるでしょう。
4位 タンスのゲン ポケットコイルマットレス 極厚18cm シングル
重量:約16kg
タイプ:ポケットコイル
張り地:ポリエステル100%
安心品質・快適な寝心地の商品
身体を点で支え、体圧分散に優れ、理想的な寝姿勢を作る快適な寝心地のポケットコイルマットレスです。耐久性、通気性に優れた並行配列コイルを採用、ISO9001認定工場で生産した安心の品質で有害なホルムアルデヒドを一切含まない、ノンホルムアルデヒドとなっています。
片面仕様にすることで、お手入れも簡単で圧縮梱包さえていますので搬入も楽です。寝心地は柔らかめになりますので腰痛持ちの方などは注意しましょう。
5位 マニフレックス マットレス モデル246 ホワイト セミダブル
重量:約14kg
タイプ:高反発
張り地:ポリエステル65%,綿35%
安心のメーカー保証付き。イタリアマニフレックス社の商品
マニフレックスは鉄鋼バネを使わないスプリングマットレスで、適度な硬さと弾力性で身体のどの部分にも負担をかけない理想的な寝姿勢に近づけます。世界特許の真空パッケージで信じられないほどコンパクトになっており、持ち運びが容易で衛生的です。
高反発で硬めの寝心地ですので寝返りが打ちやすく、腰痛対策にも効果が期待できます。厚みも十分にありますので体重が重い方でも底付き感が少なく沈み込みすぎることなく快適な寝心地です。
6位 タンスのゲン 三つ折り 高反発マットレス シングル
重量:約5.83kg
タイプ:高反発
張り地:シンカーパイル、メッシュ(ポリエステル100%)
高反発・厚さ10cm・三つ折りタイプの商品
コンパクトな三つ折りタイプでオリジナルのウレタンフォームを採用した高反発マットレスです。寝返りが楽で全身をバランスよく支えて理想の寝姿勢をキープすることができます。4種類から選べるお洗濯OKのカバー付きなのもポイントです。
圧縮梱包されていますので開封後、復元するのに約2日、環境によってはそれ以上の日数がかかるので注意しましょう。また、ウレタン特有の臭いは陰干しすることで改善できます。お求めやすい価格と、軽々と3つ折りすることが可能な商品です。
7位 MyeFoam マットレス
重量:約3.0kg
タイプ:高反発
張り地:ポリエステル100%
高反発の新世代健康商品
MyeFoam 高反発マットレスは程よい硬さで沈み込みすぎず、寝返りがとてもしやすいため就寝中の負担を軽減くしてくれます。硬さは200N(ニュートン)でやや硬めの寝心地で、体圧を均一に分散します。通気性が抜群で蒸れることなく快適です。
厚さ3cmと軽くてコンパクトですので移動や収納がしやすく取り扱いが容易となっています。カバーも取り外して洗濯が可能ですので清潔に保つことができます。
8位 GOKUMIN マットレス ベットマット
重量:約3.4kg
タイプ:高反発
張り地:レーヨン30%ポリエステル70%
新開発高反発素材で極上の寝心地を実現する商品
やや硬め(180N)の新開発高反発素材はこだわりの高密度(32D)で最高の質感と耐久性の高さを誇ります。今使っているベッド・敷き布団・マットレスでは首・腰・肩や背中が痛くなったり、疲れが取れないなどのお悩みの方におすすめです。
底面にすべり止め加工があり、ずれを防止してくれます。チャック式のカバーは洗濯可能で肌触りも良好です。厚さ4cmと軽量で折りたたむ際もちょうど良い商品となっています。
9位 ヤーマン オクタスプリング トッパー シングルカバーセット
重量:約4.1kg
タイプ:ハイブリッド反発
張り地:ポリエステル100%
抜群の弾力性と通気性!3Dウレタンスプリングを採用した商品
スプリング形状による通気性の良さとウレタンフォームの優しいサポート力を同時に実現するのが3Dウレタンスプリングです。低反発と高反発の両方の利点を同時に再現した新技術「ハイブリッド反発」で体圧を分散し首・肩・腰の負担を軽減します。
10位 エアウィーヴ スマート 025 高反発 マットレスパッド シングル
重量:約4kg
タイプ:高反発
張り地:ポリエステル100%
質の高い眠りを求める多くの人から選ばれるエアウィーヴ
エアウィーヴはテレビCMなどでもおなじみですが、こちらはエアウィーヴの基本性能をキープしお求めやすい価格帯のシリーズです。折りたたみやすく収納も楽に行えます。厚みが薄いタイプですのでやや耐久性が悪くへたりやすい点は注意が必要です。
現在使用しているマットレスの上に敷いて使用することをおすすめします。価格帯を抑えてエアウィーヴを試してみたいという方には最適です。
ベッドアンドマットレス マットレ……
5,160円
トゥルースリーパー プレミアケア
26,784円
ミツヨシ ポケットコイルマットレ……
6,978円
タンスのゲン ポケットコイルマッ……
6,999円
マニフレックス マットレス セミダ……
52,272円
タンスのゲン 三つ折り高反発マッ……
5,680円
MyeFoam マットレス
5,980円
GOKUMIN マットレス
6,280円
ヤーマン オクタスプリング シング……
21,384円
エアウィーヴ スマート025 シングル
27,000円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4.4
4.19
4.03
4.2
4.41
3.9
4.42
4.17
4.19
マットレスのお手入れと湿気対策
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マットレスは丸洗いすることができませんので、適切なお手入れ方法をよく確認しておきましょう。そのため、
ベッドシーツは定期的に洗濯する必要があります。
マットレスの
表面に掃除機をかけ、定期的にマットレスをひっくり返し・マットレスを壁に立て掛けることで、マットレス内の湿気を外に出すことが出来ます。
また、マットレスを床などに直置き使用することはおすすめできません。接している部分にどうしても湿気がたまってしまい、マットレスだけではなく
床やフローリングがカビてしまう
からです。必ず、マットレス使用時はベッドフレームを使用しましょう。
マットレスの処分方法
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マットレスは、
普通ごみとして処分することが出来ません。
マットレスを処分したい時は、お住いの自治体で粗大ごみとして引き取ってもらう必要があります。ただし
処分費用がかかりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
マットレスを選ぶ際は身体に合った硬さ・サイズを見極めることが重要です。また、信頼のおけるメーカーの商品や機能性がプラスされた商品など、ある程度予算を決めつつ、優先順位を考えながら最適な商品を選ぶことをおすすめします。
マットレスを、使用後にその都度収納する際は、折りたたみ式の商品を選ぶと良いです。ご自身に最適なマットレスを選び、さらに安定した快眠生活を手に入れましょう。