家庭やオフィス、工場などどんな場所でも使うシーンが多いテープカッター。段ボールを梱包するガムテープや透明テープなどの大きいテープ用から、デスクやこどもの工作で使う細いビニールテープ用まで、サイズや用途別に販売されています。
様々なメーカーから販売されているうえ、テープカッターはどれも似たように見えてしまうので何を選んだらよいかわからないってことありますよね。
ここでは価格やデザインの重視はもちろん、便利で使いやすいテープカッターを見つけるために、おすすめの選び方をご紹介します。
目次この記事でおすすめする商品
テープカッターの選び方
最近では昔ながらのシンプルなテープカッターに加えて、少し工夫を凝らし実用的な機能を加えたテープカッターも幅広く販売されています。
サイズや重さ、機能も使う用途に合わせて様々ですので自分が主にどの用途のために使うことが多いのか考えながら選ぶことをおすすめします。
タイプで選ぶ
テープカッターには、サイズが小さく手で持ち運べるハンディタイプと、デスクなどに置いて使う卓上タイプの2種類があります。
さらにその2つのタイプに加えて、OPPなど段ボールを梱包する際に片手で便利に梱包ができるカートンシーラーなどもあります。まずは、それぞれの特徴を見てみましょう。
軽くて小さいハンドテープカッター
出典:Amazon.co.jp
コンパクトで持ち運びに便利であり、子どもが学校の工作などで使うために持っていくことも簡単です。置き場所がないときや、あまりテープカッターを使う機会はないが、もしものために持っておきたいという方には大きいタイプのテープカッターよりもこちらがおすすめです。
ハンドテープカッターには小巻用と大巻き用とがあり、基本的に使うテープのサイズに合わせて作られているので大・小交換しながら使うことは出来ません。
しかし、そんな不便さを払拭しようとアタッチメントを取り換えて両サイズに対応できる商品も登場しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
正確に自動で切れる電動テープカッター
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大量のテープ貼りをする際や、テープの長さを同じくらいで合わせたい場合には電動テープカッターが便利です。
テープを持ち上げてカットすると次のテープが自動的に送り出されるよう長さ設定が出来るので、毎回同じ長さに引き出したい場合には特に活躍します。作業効率も各段に上がるでしょう。
机に常備するなら卓上テープカッター
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使用頻度が高く、いつでも使いやすいように常備していたい人には卓上タイプがおすすめです。リビングのカウンターやデスクの上など使いやすい場所で、いつでもサッと使えるように置いておくことができます。
最近はリビングやインテリアに合わせてオシャレに置くことができるデザイン性に優れたテープカッターもありますので、お部屋や置く場所の雰囲気に合わせて選んでもよいかもしれません。
卓上タイプを選ぶ際にはデザインに加えて置いたまま使う時の安定性、つまり重さや滑りにくさもポイントになります。片手で簡単にテープを切れるかなどの遣いやすさを考慮しながら選ぶとよいでしょう。
梱包作業をするならカートンシーラー
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OPPテープは大量に段ボールを梱包する工場やライン製造などで使われることが多く、粘着力もあって重ねて貼ることも出来ますが、その分スムーズに切るのが大変ですよね。
そんな時は、OPPテープをカートンシーラーにセットして使うことでテープが切りやすくなり、大幅な作業効率アップに繋がります。
折タブが作れるタブディスペンサー
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カートンシーラーよりももっと便利で作業効率を格段にあげるアイテムであるタブディスペンサーは、自動的にテープの貼り始めを織り込んで、つまみをつけることで剥がす際に剥がしやすくするアイテムです。
開封時にカッターナイフでテープを切る必要がないので運送業や製造業でよく使われています。
材質で選ぶ
テープカッターを選ぶ際には、デザインや品質、機能に加えてテープカッターに使われている材質もポイントになります。
テープカッター本体の材質にはABS樹脂製や金属製、木製などがあります。ここではそれぞれの特徴をご紹介しましょう。
軽くて使いやすい樹脂製
樹脂製は軽くて持ち運びに便利です。樹脂製ならカラーバリエーションも豊富ですので自分の好みやお部屋、オフィスの雰囲気に合わせて色を選ぶこともできます。
また樹脂製は他の素材のテープカッターに比べて値段もそれほど高くないので気軽に買い換えることができるのもおすすめの点です。
デメリットとしては樹脂製は木材や金属製に比べて少し脆いので使い方を誤れば壊れる危険性が高くなること。無理な力を加えないよう扱いには注意しましょう。
安定感抜群の金属製
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オフィスなどでよく見かける金属製のテープカッターは安定感と適度な重さがありますので、確実にテープをカットすることができます。
モノトーン調のお部屋やクール系の部屋、オフィスにも金属製は良く合いますし、レトロ感が出てオシャレなタイプもあって人気です。
耐久性があるので長く使い続けることができますがその分値段は高めです。
見た目がおしゃれな木製
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木製のテープカッターは気の温かみを感じられますし、お部屋のインテリアとしても雰囲気を邪魔しません。木材自体にある程度の重さがあるのでテープを切る時も台が動かず使いやすいのも利点です。
ただ、インテリアショップなどで売られているテープカッターは比較的値段が高めなので、上手にお手頃価格の物を選ぶようにすると良いでしょう。
テープ幅で選ぶ
使いたいテープの幅をよく考えてテープカッターを用意することも重要なポイントです。テープの種類や幅によってはお気に入りのテープカッターが見つかったとしてもサイズが合わなくて結局はハサミでカットしたという悲しい結果になることもあります。
最近では色んな大きさのテープに合うよう取り換えられるカートリッジが付いたものもありますので、選択肢に加えてもよいでしょう。
海外製のオシャレなテープカッターは基本的に日本のサイズとは規格が合わない場合が多いので、サイズを良く調べて購入することをおすすめします。
使えるテープの種類で選ぶ
テープの種類によって使えるテープカッターの種類も変わってきます。
例えば、ガムテープやOPPテープなどにはプラスチック樹脂製のハンディタイプのテープカッターが便利ですし、人気のマスキングテープを使う場合にはマスキングテープ専用のテープカッターがぴったり合うように作られていますのでおすすめです。
手入れのしやすさで選ぶ
何年も愛用していると劣化が目立つようになるのは仕方のないところ。特に刃の金属部分は刃が曲がってしまったり、錆が出始めたりすることで切れにくくなってしまいます。
そのため、テープカッターの刃の金属部分が取り外し可能かどうかは意外と重要視するべきポイントです。外すことができればお手入れがしやすく長く使うことができるのでおすすめです。
テープカッターのおすすめ人気ランキング10選
ではいよいよおすすめのテープカッターのランキングをご紹介します。見た目がオシャレなものや、使いやすい機能が加わったものもありますので購入の際の参考にしてくださいね。
1位 コクヨ テープカッター カルカット T-SM100W
テープ幅:幅24mm、外形100mm以下
対応テープ:OPPテープ・マスキングテープなど
軽い力で簡単に切れて作業効率もアップ!子どもにも簡単
今までのテープカッターはちぎるようにテープをカットしていましたが、このカルカットシリーズの特殊加工刃はテープに対して垂直になるよう設計されているため、テープをハサミで切るようにまっすぐスパっと切ることができるのが特徴です。
刃はテープノリが付きにくく長く綺麗に使い続けられる設計となっていて、テープを固するリールもまっすぐセットできるように新機構リールを採用しています。
リールは大・小どちらにも対応可能とコクヨの渾身を込めた機能的テープカッターです。
2位 天然木テープカッター 通常テープサイズ 500WORKS
本体材質:木
テープ幅:幅18mm、外形76mm
対応テープ:OPPテープなど
天然樹のハンドメイドで暖かみのあるテープカッター
パイン無垢材は1つ1つ表情が違っているからこそそれぞれ味があって面白く、ハンドメイドなので1つとして同じものが存在しない所にも雰囲気を感じられるオシャレなテープカッターです。
機能も見た目に劣らず、本体に入っている重りと底の滑り止めにより使い勝手も抜群です。
テープ芯も同じパイン無垢材で作られており、細かいところまでのこだわりが表現されています。
3位 ペンコ テープディスペンサー
本体材質:鉄
テープ幅:幅20mm、外形50mm
インテリアショップのようなオシャレデザイン
シンプルで錆びや傷に強いハンマートーン仕上げの見た目はおしゃれなテープカッターを探していた人におすすめです。
カラーバリエーションは全4色で特にレッドやネイビーはポップな印象になりますし、アイボリーやグリーンはインダストリアルでヴィンテージな雰囲気が魅力的です。
S・Lの2サイズ展開でSサイズならマスキングテープを設置して並べるのもアリかもしれません。テープカッターの底面には壁やデスクに固定するためのネジ穴付きなのでご家庭で使うだけでなく、ショップなどの業務用として使うのにもおすすめです。
4位 コクヨ テープカッター カルカット ハンディタイプ T-SM300W
本体材質:樹脂
テープ幅:幅18mm、外径52mm以下
対応テープ:PPテープ・マスキングテープなど
子どもの工作用に最適!特殊加工刃でケガもしにくい
カルカット独自の特殊加工刃はコクヨ従来比約1/2の力でテープを切ることができ、力を入れずに済むので小さな子どもでも怪我をしにくいのがポイントです。
セロハンテープはもちろん、OPPテープやマスキングテープもまっすぐ綺麗に切り取ることができキレ味は抜群です。刃にはテープのノリが付きにくいので、劣化しにくく切れ味が長く持続するのも特殊加工刃のメリットです。
5位 オープン工業 ジャンボカッター TD-2000
本体材質:金属
テープ幅:巻芯内径76mm、テープ巾60mm以下
対応テープ:PPテープ・クラフトテープ
片手でもテープが切りやすい!
耐久性に優れた金属製で本体に十分な重さを感じられ、テープをゆっくり引き出せるので片手でもテープを切りやすくなっています。
透明のカバーの先端が曲がった構造上、ガムテープやOPPテープを貼る際のストレスを感じることなく作業出来ます。安全カバー付きで取っ手が中央にあるためサイドや刃の部分に触ることなく持ち手をもって持ち運びができて安心です。
6位 テープカッター ガムテープ 透明テープ
本体材質:鉄
選べるオシャレ4色カラー+細かな気遣いで使いやすさ抜群
テープをはめる部分についている刃がしっかりテープの芯を固定するのでテープが横にずれることなくまっすぐ綺麗に貼ることができます。
凹みの部分に指を置けるので、ガムテープを貼る際も指に力を入れやすく梱包作業に最適です。商品自体も頑丈で壊れにくく、使いやすさを重視して設計されていますので、大活躍間違いなしの商品です。
7位 サンスター文具 マグネット付き テープカッター ラカット
本体材質:プラスチック
テープ幅:幅25mm、外径56mm以下
対応テープ:OPP・マスキングテープなど
強力磁石で貼り付けたまま簡単にテープカット
冷蔵庫やオフィスのマグネットボードなど磁石に対応するところはどこでも貼り付けて使用可能のマグネット式テープカッターです。強力磁石のおかげで貼り付けたまま簡単にテープカットが可能です。
マスキングテープも設置可能なので並べて置いておくのもいいですね。
8位 倉敷意匠計画室 白磁 テープカッター Lサイズ
本体材質:白磁
テープ幅:幅25mm、外形75mm
対応テープ:セロハンテープ・OPPテープなど
白磁のぬくもりある独特の質感はインテリアを格上げ
芯の部分は樹脂ではなく天然木を使っているところに細部にまでオシャレを追求している証拠が表れています。白磁の素材を大切に風合いや見た目や感触の温もりを感じる商品で、重みがあるので安定してテープをカットできます。
Lサイズですと紙管内寸75mm、幅25mm以下のテープに対応可能。本品の芯が平行なためバリエーションには対応できませんので、サイズ確認を忘れずに。
9位 HEDERA テープカッター TSUTAYA オリジナル
テープ幅:18mm巾まで、内径26mm、長さ10m以下
対応テープ:OPP・マスキングテープ
楕円形の本体が手のひらにピッタリフィット
TSUTAYAオリジナルの文房具ブランド「HEDERA」が創ったテープカッターです。
テープにゴミやほこりが入らないように楕円形のケースにすっぽり収納できる構造のシンプルかつミニマムのデザインは、一見テープカッターとは思えないほど洗練されたオシャレなデザイン。テープのサイズは18㎜巾・内径26㎜・長さ10m以下であれば適合可能。
10位 トラスコ テープカッター スチールタイプ セーフティカバー付 TEX-266A
本体材質:スチール
テープ幅:幅50mm、外形7mm以下
対応テープ:OPP・クロステープ・クラフトテープ
頑丈なスチール製本体にテープの巻き戻り防止のストッパー付き
刃のカバーは取り外し可能なので、使わない時はしっかり刃を保護出来て怪我する心配はありません。また、セットしたテープが外れないようにストッパー付きで、巻き戻りを防止してくれるのも特徴です。
カッターが鋭くキレ味は抜群、ストレスなく幅広い種類のテープをカットし貼り付けられます。
コクヨ テープカッター カルカット……
675円
天然木テープカッター 通常テープ……
1,944円
ペンコ テープディスペンサー
1,728円
コクヨ テープカッター カルカット……
243円
オープン工業 ジャンボカッター TD……
2,957円
テープカッター ガムテープ 透明テ……
1,080円
サンスター文具 マグネット付き テ……
665円
倉敷意匠計画室 白磁 テープカッ……
2,376円
HEDERA テープカッター TSUTAYA オ……
410円
トラスコ テープカッター スチール……
792円
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製品
最安値
評価
リンク
4.74
3.5
4
4.65
4.47
4.65
4.1
テープカッターを使う際のポイント
テープカッターを使う際には怪我をしないためにもポイントを抑えて安全に使う必要があります。
小さいとはいえ刃物が付属されていますので、使い方を誤ったりきちんと固定させていなかったりすると指を傷つける原因になってしまいますので注意してください。
それでは使う際のポイントをご紹介していきます。
本体にテープをしっかりと固定する
本体にテープ巻きがしっかり取り付けられていないとテープを引っ張ったときに勢いよく飛び出したり、外れてしまうことになります。サイズにぴったりと合ったものをしっかり固定して取り付けるようにしましょう。
テープの長さを誤らないようゆっくりと引っ張る
テープを勢いよく引っ張ると必要以上にテープが出てしまって、余った部分を巻き戻す必要が出てきます。
余ったテープはもう一度巻き芯に戻そうとしても元の通りに綺麗につきませんし、付いたものをもう一度貼り付ける際は粘着力が落ちてうまくつかなくなってしまうので注意しましょう。
切る際に力を入れすぎない
切る際に力を入れると切るはずみで指を切る恐れがあります。テープをカットする際は重しが付いているテープカッターであっても、しっかりと安定しているか確認し、不安であれば片手を置いて支えながらカットするようにしましょう。
まとめ
梱包や工作、事務など様々なシーンで使うことが多いテープカッターですがコンパクトなものからハンディタイプまで形や大きさは様々です。
使い勝手の良い機能的で便利なテープカッターを選んで、作業効率をアップさせましょう!